2頁の “a propos” に登場したジュペ氏は、1995年に、パリど真ん中の広大なアパートをパリ市からバカ安の家賃で借りていて追求された時も、”Je suis droit dans mes bottes…(やましいところは少しもない)” と発言。 “droit” という形容詞には「正しい」とか「心がまっすぐな」という意味がある。ここでの “bottes” は軍靴のことで、兵隊さんのごとくまっすぐ起立している姿が目に浮かぶ。”un homme simple et droit(飾らずまっすぐな人間)” でいたいものです。 “droit” を使った表現といえば、 “Regardez-moi droit dans les yeux et dis-moi la verité”(私の目をまっすぐ見つめて、真実を言いなさい)” もよく耳にする。ジュペ氏、フランス人の目をまっすぐ見ながらの発言だったのかな?(真) |