La Table d’Aligre — 朝市でにぎわうアリーグル広場の店。

 パリでも一番にぎやかな朝市が立つアリーグル市場に友人と出かけたら、広場に面しているちょっとしゃれたレストランを見つけた。お昼ごはん時だったので、さっそく入ってみました。
 アントレ(あるいはデザート)とメインで12.20ロというコースをとってみた。このコースは、夜は19.50ロになる。アントレは、二人ともフレッシュチーズ入りのラビオリをとったが、赤ピーマンのピュレをベースにしたソースが素晴らしく、エスプレット産の唐辛子がピリッときいていて、どんどん食欲がすすむ。
 メインは、日替わりのおすすめ肉料理と魚料理があるということなので、たずねてみたら、肉料理の方は〈豚のホホ肉の煮込み、小麦の挽き割り添え〉。魚料理の方は〈スズキのグリル〉。これでは迷う必要もないくらい。
 豚肉のホホ肉はとても柔らかく煮上がっていて、上品な作りのソースはハチミツの甘みがする。小麦の挽き割りと混ぜながら食べると、うまい! スズキは、この値段では残念ながら小振りだが、パサパサとせず、みごとな焼き加減。マッシュルームとポワローの付け合わせも、炒りつけたように仕上がっていた。
 ワインリストもかなりの長さだが、コトー・ド・ラングドック(13.75
)を選んでみた。2000年のものだが、かなりまろやかな口当たりになっていて、干しアンズの香りが豚のホホ肉にぴったり。

 お店を出ると、露天市はすっかり姿を消して静けさが漂い、何人かが腰をかがめながら、通りに散らばる野菜や果物を拾っているところだった。(真)

*11 place d’Aligre 12e 01.4307.8488
月休。ワイン+コーヒー込み14.50€(夜は23€)というコースもある。