La Cantine du Troquet — バスクの香り漂うビストロ。

Salade de Homard tomate confit じつはこの店、人気店なので予約しなくては、と思ったのだが、肝心の電話番号がなし。店のスタッフの話では、あえて予約なしでOKの店を目指しているそうで、たとえ、満員でもカウンターでワインでも飲んで待ってもらえばすぐ空きますよとのこと。予約なしでいいのは気楽でいいけど、ちょっと心配なので、少し早めの時間に友人と待ち合わせてみた。
 メニューは大きな黒板に書かれているのみなので、近くまで行って解読。セットメニューはなく、昼も夜もアラカルトだ。友人はマッシュルームのスープ(6.5€)と、オマールエビのサラダ(17€)を、私はゆで卵のマヨネーズ添え(5.5€)と、イバイオナ豚の三枚肉の鉄板焼き(13.5€)を選ぶ。ワインはそれぞれソミュールとバンドルの赤をグラス(各3.5€)で注文した。
 マッシュルームのスープは、スープ自体は割にあっさりした味だが、大きなピッチャーでサービスされ、ボリュームたっぷり。ソーシソンの小片の塩味が、やさしい風味を引き立てている。ゆで卵のマヨネーズ添えは、自家製マヨネーズのまろやかさもさることながら、卵の下のニンジンサラダのおいしいこと。香り高いオリーブオイルを使っている。
 オマールのサラダは、プリプリとしたハサミと尻尾の部分の大きめの身がゴロッと入っていて幸せいっぱい。あっという間に食べられてしまうことだけが残念だ。その後は添えられた温かなラタトゥイユをゆっくり味わうしかない。バスク特産のイバイオナ豚も素晴らしい。表面がカリカリに焼かれ、肉はあくまでもジューシー。脂の多い部分だが、生ハムで有名なイバイオナ。脂の部分こそ味わいがある。いかにもハンドメイドという感じのフライドポテトも、がっつり手応えのある料理を味わいたい人向け。周りを見渡すと、前菜はパスし、メインとデザートという人も多い。次回はそうしてみよう。(里)
101 rue de l’Ouest 14e  電話なし  M。 Pernety
火~土11h45-14h15/19h-22h30、日11h45-14h15。月休。