OVNI 507 : 2002/9/15

●7月も失業率アップ
 7月も失業率が前月比0.5%アップし、
1年間で7.9%上昇。現在の失業率は9%、失業者は227万3900人。

●エホバの証人、輸血拒否
 8月23日、産後の出血多量でヴァランシエンヌ市の病院に入院した24歳の女性は、「エホバの証人」信徒のため輸血を拒否したが、病院側は命にかかわるとして、患者の意思に反して輸血。9月3日、リール市行政裁判所は、この輸血処置は、2002年3月に制定された患者の権利を尊重する法律に反しているという裁決を下した。医師会は、輸血を怠れば「過失致死」などで訴えられる可能性も強い、とこの裁決に強く反発している。

●途上国の味方、シラク大統領
 南アのヨハネスブルクで開催されていた環境開発サミットは、環境問題に関しても、途上国が抱える経済問題に対しても、具体的な行動日程を決定できないまま9月4日に終了。9月2日、シラク大統領は、地球温暖化対策に関する京都議定書にまだ署名していない米国を批判しただけでなく、途上国開発援助のため、グローバリゼーションで得られる利益に「世界税impot mondial」を課することに賛成であると演説し、注目を浴びた。

●フランスサッカーチーム、辛勝
 W杯では一次リーグで敗退し、その後も勝利から遠ざかっていたフランスサッカーチームは、9月7日、ニコシアでキプロスチームと対戦。守備の甘さから先取点を奪われ苦戦したが、シセ、ヴィルトール両選手がシュートを決め、2-1で辛勝。

●モレスモ選手、準決勝で惜敗
 フランス人としては34年ぶりにテニス全米オープンの女子準決勝に進出したアメリー・モレスモ選手は、9月6日、ヴィーナス・ウイリアムズ(米)と対戦したが、ウイリアムズ選手の強烈なサービスに押し切られた(6-3、7-5、6-4)。男子ジュニアの部では、フランスのリシャール・ガスケ選手がみごと初優勝。

●滞在許可証のない外国人がデモ
 滞在許可証のない外国人たちが、8月17日から30日にかけてセーヌ・サン・ドニ県サン・ドニ市にあるバジリック聖堂を占拠し、1100人以上が滞在許可証を求める書類に登録した。聖堂の司祭やブラウエゼック市長もこの運動を支持。9月2日、パリ3区のLa Bourse du travail(労働組合会館)に外国人3000人が押し寄せ、そのうちの半数が滞在許可証請求者のリストに登録。9月3日、外国人3000人がパリのシャトレ広場で集会。こうした高まりに対し、サルコジ内務相は「フランスは移民を必要としているが、すべての移民を受け入れることはできない。一件、一件、現実的かつ人道的に検討したい」と慎重な対応を示した。9月7日、クリシー広場からレピュブリック広場まで外国人およそ1万人がデモ。ふだんはおとなしい中国人の積極的な参加が目立った。

●フランス南東部で豪雨
 9月8日夜から9日の午後にかけて、ガール県、エロー県、ヴォクリューズ県などのフランス南東部は豪雨にみまわれ、死者21人、行方不明9人(11日現在)、負傷者数十人。所によって降雨量は1m2当たり650リットルに達し、半年分が24時間以内で降った計算になる。道路網も70%近くが通行不能になり、被害額は数百万ユーロ。この地方には秋口に豪雨に襲われる気象状況が揃っていて、1992年にはヴェゾン・ラ・ロメーヌ市で死者41人、1999年にはオード県などで死者35人を出している。


 

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