5月1日、スズランの日。

パリ10区、地下鉄ジャック・ボンセルジャン駅の入口そばで。

 今朝、家の近くで、3人のスズラン売りさんたちに出会いました。きょう5月1日は、スズランを贈り合う日。私も2ユーロで、2輪のスズランのミニブーケを買いました。

 オヴニーのバックナンバーを見てみると「スズランを春の訪れ、幸福の象徴として贈る文化は、ケルト民族が起源と言われている。16世紀、国王シャルル9世が、毎年5月1日に宮廷の女性にスズランを贈り、この習慣が広く知られるようになったとのこと」と書いています。

 ふだんは公共の場所で、無許可でモノを売ることは禁止されていますが、きょう、5月1日だけは例外。花屋さんでなくても、誰でも、町かどに露店を出して、スズランを売っていいことになっています。でも、この日のみ、スズランのみで、他の花を売ってはいけません。そして、パリ市は、花屋さんや、他の商店から、最低40メートル離れた場所でないと露店を出してはいけない、とも規則に書いています。

 散歩を再開すると、すれ違う人の買い物袋の縁でも、白いスズランの花が揺れていました。(六)