マムッド・アメッドやアスター・アウェケが歌う、切々としたエチオピア演歌の傑作アルバムを紹介してきたが、 “ethiopiques” シリーズには、そんなエチオピアン・ポップスの宝物がいっぱい詰まっている。 クリスマスにプレゼントしたいのは、未発売テイクも入っているアメッドの名盤、第7集 “ere mela mela” か、恋を歌ったバラードを収めた第10集 “Tezeta”。またまた沖縄や九州の民謡を思わせるメロディーに不意をつかれて涙。アレマイエユ・エシェテのこぶしのきいたボーカル、テスファ・マリアム・キダネのコールマン・ホーキンスも顔負けしそうなテナーに大拍手。(真) |
![]() |
