アントワープに着陸したモード2001。

ベルギーのアントワープで《MODE 2001 LANDED GELAND(アントワープに着陸したモード2001)》というイベントが開催中だ。現代美術館、アントワープ州立ファッション美術館、埠頭の空き地、そしてアントワープ市警察本部タワーの最上階(絶景!)を使っての4つの展覧会は内容充実。見せ方も面白い。さすが80年代から人気デザイナーを出してきた町だ。ボーディング・パス(4展覧会通用パス)を買えば、シャトルバスに乗って、各展覧会場へスムーズに移動できる。空港での大規模なオープニング・パーティーとともに”着陸し
た” モードが、町全体に支えられ、動いている。 
 イベントよし、町よし、食べ物・酒うまし! アントワープの2日間はあっという間に過ぎてしまった。出会った人たちにおすすめスポットを聞きながら、さっそく町に出てみよう。
1/きょうの午後はテスト、という政治学専攻のエルクさん。着ているTシャツは、アントワープの人気ロック・グループswoonのもの。
2/「デザイナーものは高すぎる。若者には《FISH&CHIPS 》みたいなブティックが大切。アンチ・モード的な姿勢も好き」とエルクさんがすすめてくれた《F&C 》 は、ヘアサロン、店主自身のDJテーブル、カフェなどが内蔵されたストリート・ウェアの店。服飾デザイナーで「モード2001」のアート・ディレクターでもあるワルター氏の顔写真を使った、こんなオブジェも販売。写真のマリアノさんのおすすめは、この通りのドラッグ・クイーンの衣裳店。「自分じゃ着ないけど。流行に惑わされず、自分のスタイルを追求する姿勢が好きだから」
*FISH&CHIPS :
Kammenstraat 36-38 03-227-0824
3/マリアノ氏おすすめドラッグ・クイーン服店よりも、こちらが面白そうなので寄り道。コスチュームは全て当店オリジナル。SM系アクセサリー類豊富。
*ROXY : Kammenstraat 68
03-232-8289
4/こんなシャトルバスが各展示場をつないでいる。渋滞もなく、町をスイスイ見学でき効率がいい。蛍光バンドが目印。

5/当イベントのカタログに寄稿したり、アントワープ王立芸術学院の卒業ショーの審査員を務めたり、とアントワープ・ファッションに深く関わる平川氏。「創業1905年、近くのご隠居さんたちが来る」老舗ワッフル屋/6/を教えてもらった。あーおいしかった!大感謝!
7/「個人の工房かな? でもカフェらしき看板が出ている・・・」と戸惑ってしまう「皮革工房カフェ」。オランダ出身エルスさんが自分でバッグやアクセサリーをデザインして作っています。「おすすめは《FRACIS》。ブランドもの古着ではナンバーワン」
*SOMETHING ELS :
Oude Beurs 58 03-231-2614
*FRACIS : Steenhouwersvest 14

8/この町へモード巡礼に訪れる人々は、必ず寄るであろうワルター氏の店は、遊園地のような、ギャラリーのような空間だ。そこで働く中野さん(Tシャツは、ワルター氏デザインのもの)。「この町でおすすめの場所といえば、もちろんこの店。それでも他というなら《mutilate?》展-9-。久しぶりにすごく感動しました」
*Walter shop :
St-antoniusstraat 12 03-213-2644


-10-可愛い二人組。
(文と写真:美)
*MODE2001 LANDED-GELANDは10月7日 まで開催。
www.antwerpenopen.be
*展覧会についてはパリのベルギー観光局で “MODE2001 LANDED-GELAND” というパンフレットを無料で入手できる。
22 rue de la Paix 2e 01.4266.3741
*ThalysというTGVでパリからアントワープまで約2時間。大人の正規料金は往復808フラン。