先日、銀行に小切手帳を取りに行ったら、受付の女性に “Je suis desolée, le chequier n’est pas encore arrivé (申し訳ありません。小切手帳はまだ届いていません)” とあっさり言われてしまった。”Je suis desolé(e)” というのは、お詫びをいうときの慣用句の一つだが、役所や郵便局、銀行などでは、逆に体のいい言い訳として使われることが多く、お詫びの感情などゼロ! もともと”désolé”というのは「悲しい」とか「途方に暮れた」というくらいに心の通った形容詞だったんですが。僕らは、たとえば地下鉄の中で隣の人の足を強く踏んづけた時やデートに30 分も遅れた時は、”Je suis vraiment désolé!” と心底から謝罪。英語の “I am so sorry” と同義です。(真) |