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「ラグビーが私の人生になることを望んできた。いつか仏チームとは縁が切れるだろうが、私は続けるだろう。同じ情熱で選手養成センターや若者たちの面倒をみるだろう。今までもそうやってきたんだから」とラグビーへの熱い心を語るのは、11月に仏ラグビーチームの監督に就任したベルナール・ラポルトさん。国際試合の経験がほとんどなく35歳の若さだが、1995年に当時無名に近かったパリの “スタッド・フランセ” の監督になり、厳しいトレーニングで3年後には同チームをフランス選手権のチャンピオンの座につけた実力が高く評価されたからだ。 2月5日、6カ国対抗ラグビーの初戦では3トライを決めてウェールズチームを36対3で下したが、2月19日、ライバルの英国との試合では、体力負けして9対15で破れた。「来年からは、仏チームに選抜された各選手にはっきりとした目標を与え、その目標を果たせない選手には去ってもらう」とやはり厳しい人だ。 (真) |
