OVNI 446 : 1999/11/1

●仏・独航空防衛大手2社が合併
10月14日ストラスブールで、フランスとドイツの航空・防衛最大手、アエロスパシアル・マトラとダイムラークライスラー・エアロスペースの2社は、合併することに合意したと発表。両社合わせた売上高は210億ユーロ、従業員は8万9千人に達し、ボーイング社、ロッキード社についで世界3位の航空・防衛企業になる。新会社の名前は「欧州航空防衛宇宙会社 EADS」。中大型旅客機市場をめぐり、EADS製造のエアバス機とボーイング機の競争がますます激しくなりそうだ。
●「国境なき医師団」にノーベル平和賞
10月15日、天災や戦争などで緊急な医療を必要とする地域にボランティアの医師や看護婦を派遣している「国境なき医師団 Medecins sans frontieres 略してMSF」にノーベル平和賞が贈られた。MSFは、1971年12月、ビアフラ内戦やバングラデシュの洪水の犠牲者救援に参加したフランスの医師たちによって結成された。現在コソボで国連特別代表の任に就いているベルナール・クシュネール氏もその一人だった。現在は世界23都市 (東京は92年から) に事務局がある国際的な組織になり、昨年はアフリカを中心に2529人の医師・看護婦が派遣されている。
●「失業反対デモ」はひとまず成功
9月のユマニテ祭でロベール・ユー共産党書記長が呼びかけた「失業反対デモ」が、10月16日パリで行われ、警察発表で3万人、主催者側発表で7万人が参加。いつもは共産党と歩調を合わせるCGT (労働総同盟)が、共産党の政治的ねらいが強すぎると、このデモを拒否したために、動員数を懸念していた書記長はひと安心。
●ナタリー・サロートさん亡くなる
10月19日、「トロピスム」(’39) や「プラネタリウム」(’59) の著者でヌーヴォー・ロマンの先駆者といわれるナタリー・サロートさんが99歳で亡くなった。劇作家としても評価が高く、最近は「Pour un oui ou pour un non」がロングラン。
●チベリ夫婦瀬戸際に立つ?
エソンヌ県の架空雇用に関する裁判で、10月19日、グザヴィエ・デュグワン前県議会議長は、架空雇用が3件あり、1994年にグザヴィエール・チベリさんに依頼したフランス語圏に関する報告書 (36ページで20万フランが支払われた)もそのひとつで、夫のティベリ・パリ市長に頼まれたからだと述べた。チベリ夫人は、その報告書に3月から12月まで真剣に取り組んだと弁論。判決は12月14日。
●ポール・ヴァティンヌさん海に消える
ル・アーヴル—カルタヘナ間大西洋横断レースが始まったが、10月21日早朝、大荒れのポルトガル沖で “アンドレ” チームのトリマランが転覆。キャビン内で休息中のジャン・モレルさんは救助されたが、舵をとっていたポール・ヴァティンヌさん (42) が行方不明。翌日生存の可能性がほとんどゼロになり捜索が打ち切られた。
●モーリス・パポンの有罪確定
第2次世界大戦中、ジロンド県総務局長だったモーリス・パポンは、約1600人のユダヤ人を強制移送したとして「人道に反する罪」を問われ、昨年4月ボルドー重罪院で懲役10年の刑を宣告され、破棄院に控訴中だったが、10月11日セーヌ・エ・マルヌ県の自宅から姿を消した。破棄院裁判の前日になっても拘留されるべき刑務所に出頭せず、翌21日の裁判にも欠席したため、控訴が却下され有罪が確定。パポンは同日22時15分、スイスの観光地グスタッドでスイス警察によって逮捕された。即座にフランスに送還され、22日21時、フレンヌ刑務所内の看護室に収容された後、独房に移された。
●ラグビーでフランスチーム健闘
10月24日、第4回ラグビー・ワールドカップの準々決勝でフランスはアルゼンチンを47 – 26 で破った。10月31日の準決勝の相手は優勝候補のニュージーランド。

 

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