“C’est l’émotion. J’ai pensé à mes parents qui vivent en Sierra Léone. J’ai pensé à tous les gens qui m’ont aidé à m’installer en France, à mes entraineurs, à mes amis.” |
セビリアで開催された世界陸上競技選手権の女子7種競技は、8月22日と23日に争われたが、ユニス・バルベルさん (24) が100mハードルや800mで高い得点を上げて英国のルイス選手を破り、フランスに唯一の金メダルをプレゼントした。「胸がいっぱいです。シエラレオネに住んでいる両親、フランスに住み着くことを助けてくれた人たち、コーチたち、友人たちのことを考えました」 1991年以来激しい内乱が続き、市民の間にも多数の死者と負傷者を出しているシエラレオネから、1992年にランスへ亡命できたのも、フランス外交官の目にとまるほどの優れた走力や跳躍力のおかげだ。母国に帰ったのは、1995年の一度きりで、この春に正式にフランス人に帰化した。 「私は、重要な大会で7種競技に勝ったアフリカ出身では初の女子選手です。この勝利が、ほかのアフリカ女子選手を勇気づけることができたらと願っています」 |