自由ラジオ(Radio Libre) N° 441 1999-07-15 1980年代にフランスで自由ラジオ(Radio Libre) が開局しました。それ以前は、RTLやEUROPE 1 などのラジオ局が放送界で決定的な影響力を持っていました。ところが、自由ラジオの成功がラジオの市場を変えてしまいました。番組の内容も進化しました。自由な口調、今までとは違った音楽番組で新風を送ったので、活気のない従来の放送局は戦略を変えざるをえませんでした。 80年代の自由ラジオは有力なコミュニケーショングループになりました。80-90年代に次々と誕生したNRJやSKY ROCkやRADIO NOVAは、現在ではラジオ市場での主要な役者です。 RTLやEUROPE 1 のごとく、今では立派な民間企業になった自由ラジオが、新たな競争相手に直面しています。 革命はインターネットから来ています。近年のインターネットの爆発的な普及をはじめとするデジタルメディアテクノロジーの発展は、デジタルメディア革命を引き起し、社会のあらゆるところで変革をもたらしています。インターネットを使ったラジオがどんどん発展しています。こんなネットラジオを開局するためには、5000フラン (10万円) あればいいのです。ラジオナーズというネットラジオは、記録的に短い準備期間 (3週間) で、インターネット上で番組を流し始めました。ノプロブレモという、もう一つのネットラジオのサイトには毎日1万人がアクセスしています。米国には450局のネットラジオがありますが、フランスにはまだ10局のネットラジオしかありません。(クロード) *http://noproblemo.com http://www.radionaze.com/ Share on : Recommandé:おすすめ記事 フランスにもいたオモシロ候補。 冬空や青い目玉で五七五! 「人間的な、あまりに人間的な」 ブリュッセルからシャンソンの新風が。 初の依頼人はドンキホーテ? 念願のウィンブルドンで優勝。