![]() さて、なんと今年は、”ある視点” 部門に小林政広『海賊版』、”監督週間” に黒沢清『カリスマ』と諏訪敦彦『M/OTHER』、”批評家週間” に早川渉『7/25』、映画学校の卒業制作を対象に昨年新設された “シネフォンダシオン” という部門に山崎たつじ『夢二人形』、そして “コンペ” の北野武『菊次郎の夏』と、6本もの日本映画がカンヌで公式に上映された。これは前代未聞であった。日本映画は元気を取り戻したのか? いずれも作家の個性をしっかりと押し出したバラエティーに富んだ作品群。エヘンとちょと胸を張りたくなった。とりわけ一部ですでにポスト北野的に騒がれ始めている黒沢、また国際批評家連盟賞をゲットした諏訪、両監督の極めて近未来的な開花—すでに作品の完成度では開花済みだが、世間に認知されるという意味での開花—に今から胸を踊らせている。(吉) ●Another day in paradise |
