「ル・コルビュジエ設計の建物の隣にラオス料理のうまい店がある」とマサル君に誘われた。交通量の多い通りにあるが店内は静か。そのうえサービスしてくれる女性はそろって美人!
「前菜はラオス風ネムNem laotienがいちばん」とマサル君。出てきたのは小春巻きでなく、一見チャーハン風のモチ米のおこげ。香りよく味付けされた豚の挽き肉や卵が入っている。これを添えてあるレタスの葉で包んで食べる、というのはベトナム風ネムと同じ。うまい! ラオス人のお客さんも、ほとんどがこれをとっているという、人気料理だ。Pakseという春雨が入ったココナツ風味のスープも柔らかな風味でおいしかった。
小さな編み篭に入った蒸しモチ米を忘れては、ラオス料理を食べにきた意味がない。おかずには、茶碗蒸しそっくりの魚料理 Poisson a la laotienneと、ムール貝とモヤシの炒めものをとった。前者は、バジリコの葉が底に敷いてあり、アニスの香りもして淡泊な白身の魚とうまく合っている。後者は、ニラが入って卵でまとめられているという懐かしい味。香辛料が控えめで、ムール貝と野菜の持ち味が生かされている。
ロゼを1本頼み、コーヒーを飲んで一人130フランでした。(真)
Lao - Viet
Adresse : 24 Bd Massena, 75013 Paris , FranceTEL : 01.4584.0543
アクセス : M° Porte d'Ivry
火休