ランジス中央市場にあるジャン・クロードさんのお店”Jawad Exotique”にはエキゾチックな花や植物が並ぶ。
青竹の緑も鮮やかだ。スリランカやコートジボワール、カメルーンなどから花を積んだ飛行機は、毎週月曜日ロワシー空港に到着。その後ここに運ばれる。カメラを向けると即興で花束を作ってくれた。この店は大統領官邸や上院などを顧客に持っている。
花市場。
ミッシェル君(21)は2年前から、マルク君(17)は3カ月前からここで仕事をしている。北の地方出身の兄弟だ。市場行きのバスに乗ってきた時は起きぬけのせいかムスッと不機嫌そうだったのに、陳列も終わった03:30ころにはこんなに可愛い笑顔になった。仕事は夜中2時から12時間。日曜が休みだが、年末は忙しくて休めなかった。「いつもふたり一緒だから、夜中(00:30)起きるのには便利」。でも、やはり時には遅刻してしまう。金曜は全容器の水替えで一番キツイ日だ。別れぎわに「金曜日の午後2時ごろなら、片付けたい花を素人に売ることもあるョ」と教えてくれた。
パレットというヘラを使う。
「運ぶのは大変。衛生上禁止されているけれど
時々転がしたりもするョ」