ダイエットは場所をとる。

ダイエット前(写真下)とすっかりスリムになって自慢のエアロバイクに乗るベルナール君。同一人物です

 半年で32キロ減量。ものすごい変貌ぶりに、久しぶりに会った人は誰も本人だと気付いてくれなかったというベルナール君。一人で45m2と比較的広めの部屋に住んでいるはずなのに、狭い狭いと言っていたので、不思議に思っていたのですが、遊びに行って納得。部屋のほとんどの場所をトレーニングマシンが陣取っていて、それを避けながらでないと部屋を横切れないほど。
 2年前のある日、突然ダイエットを決心したベルナール君。おやつにサンドイッチ2、3本軽く食べていたという今までの食生活を一変して、油抜き、砂糖もコカコーラも口にしない、インゲンと白身魚の茹でたのが中心のストイックな減量を始めた。同時に、買ってそのまま部屋のインテリアと化しつつあった筋肉強化トレーニングのマシンでエクササイズを始めた。プール、ヴァンセンヌでのサイクリング、筋肉トレーニング、ジョギングなどを日替わりで1日2~3時間やる。これで100キロ以上あった体重が74キロまで落ちた。
 旅行中のパスポート検査で、昔の写真のお陰ですんなり通してもらったことがないというデメリット以外は、洋服も好きなのが着れるし、努力した甲斐があった。今でもスポーツは続けていて、1カ月前に新たにエアロバイクを買い足した。すでに寝室をジムにして、腹筋用ベンチ、筋肉強化マシンなどの3つのマシンを置いていたのが、新顔のエアロバイクにはスペースがなく、仕方なくサロンに置くことにした。
 「部屋を見てもらったらわかるように、ほとんどスポーツのために生きているようなもの。昔のように土曜は夜遊びしないで、次の日のサイクリングに備えたり、生活リズムがスポーツに左右されている」とベルナール君。部屋は確かに狭くなったけど、とても楽しそうだ。
 彼は小さいころからビュットショーモンの脇に住んでいる。5年前に3階に住んでいる親のアパートから、1階のアパートに引っ越した。今でも食事は家族と食べるから、とても楽だという。家賃も叔母からアパートを借りているから2000Fと激安。お陰で高めのマシンにも手が届く。ますます部屋が狭くなる…。

(章)

 

Bassin de la Villette


ビュッ
トショーモンから徒歩5分のところにあるヴィレット貯水池は、サンマルタン、ウルク、サンドニと、三つあるパリの運河の分岐点になっている。本来は噴水や
道路掃除などに使われる非飲料水貯水のために造られたのだが、そんな事実はつゆ知らず、散歩組には街中で港の雰囲気が味わえる貴重な場所だ。大きく開ける
空。桟橋に船がゆらゆら揺れ、カモメがのんびり飛び交う。ここから出発する運河周遊の遊覧船はお馴染みだが、ボートやカヌー、5-7人乗りの船(免許なし
でも可)もレンタルできるので、友達と気ままに運河をクルージング、というのもいい。水面のボートをぼんやり眺めていたらもう夕方。ここで一句。「カモメ
さん、はだかで飛んで寒くない?」

(仙)


 

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