14e FRANCOFOLIES (7/13~7/18)

 今日のフランスのポップス・シーンを探るには、外国のポップスが主流の “ブールジュの春” よりむしろ、バランスのとれたプログラムを組んでいる、大西洋の港町ラ・ロシェルの音楽祭に注目したい。今年の主な顔ぶれは次の通り。 13日:ラ・トルデュ。M・サルドー。ナイト “テクノ・ハウス” パーティー。 14日:E・ラレーン。A・ルプレスト。おしゃれなヴォーカル姉妹のナティーヴ。A・レッド。M・デルペッシュ。 15日:話題の新人ラサとビーアによるラテン・ヴォーカル。元 VRPのネリー。N・フェルナンデス。G・ブランシャール。サンクレール。レゲエのヤヤ・ ヤオヴィ。 16日:レ・ゼル。ラシッド・ タハ。テット・レッド。人気グループのルイーズ・ アタック。ラップのエクスプレッション・ディレクト。 17日:M・ラヴォワンヌ。T・フェルゼン。D・アンヌガルン。B・フォンテーヌ。J・クレッグとレイ・ ラマの共演。ザップ・ ママ。B・ラヴィリエ。 18日:パリ・コンボ。元ザップ・ママ出身のサリー・ ニヨロ。コルシカのイ・ミュブリニ。J・クレール。ライの新星フォーデル。前日に続くB・フォンテーヌ。
*ラ・ロシェルはモンパルナス駅から TGV で 3時間~ 3時間半。往復610F。
*コンサートのチケットは 30~300F。
*Francofolies : 8 rue de l’Archimede 17000 La Rochelle 05 4651.5400 ミニテル 3615 FRANCOFOLIES
*Office de Tourisme 05 4641.1468


● THANK YOU FERRE
14日のフランス革命記念日は、鬼才レオ・フェレの命日にもあたる。反体制歌手フェレは卓越した詩人でもあり、ブラッサンスやブレルのファンとはまた違った熱狂的ファンを持つ、シャンソン界のカリスマ的存在だった。  ASSOCIATION “THANK YOU FERRE” 主催のこのイヴェントも今年で五年目。 今回はピエール・バルー、カトリーヌ・ランジェ(レ・リタ・ミツコ)など、15人の歌手が参加。 2枚のCD “フェレ集” と90曲以上に及ぶ彼の作品を歌っている日本の第一人者、若林圭子。そして実力では定評のある友部裕子も出演。
(南)

14日 / 20h30。150F~120F。
*Trianon : 80 bd de Rochechouart 18e
01 4805.3408 (予約要) または FNAC で。
*15日と16日には、若林圭子と友部裕子のジョイント・リサイタル。両日とも20h30/22h30の2回公演。70F。
*Le Loup du Faubourg : 21 rue de laRoquette 11e
01 4021.9095 (予約要)


● ラ・ヴィレット・ジャズ祭
日 : 『ブルースの夜』。今売れっ子のラッキー・ピーターソン、バディ・ガイ (20h30)。タジ・マハールと御大のBBキング(23h)。 9日 : バラードが得意な女性シンガー、ジェリ・ブラウン、ワークショップ・ド・リヨン (20h30)。キューバのベテラン・バンド、オルクエスタ・アラゴン*、フリーなサックスを吹くデイヴィッド S. ウェア(21h)。アル・ジャロー (22h30)。 10日 : 明快なリズムをたたくレオン・パーカー、初のリーダーアルバムを出したばかりのラヴィ・コルトレーンのカルテット(20h30)、ジャンゴ・ベイツとフランソワ・ジャノーのダブルカルテット* (21h)、マーカス・ミラー・バンド (22h30)。

*コンサートはラ・ヴィレット公園内のCit;de la musique など各所で。メトロはPorte de Pantin。各コンサートに有効の一晩券が170フラン。26歳未満などの割引券は145フラン。
*印のコンサートは無料。問い合わせは 01.4003.7721。前売り券は FNAC などで。


● パルク・フロラルのジャズ祭
ヴァンセンヌの森の Parc Floral のジャズ祭も、国際的なスターが登場するようになって年々充実してきている。9月中旬までの毎週土曜日、16h30ごろ開演で、入園料 (5F/10F) さえ払えば、コンサートは無料というのがうれしい。オススメは、ジャック・ディジョーネット (7/4)、ケニー・ギャレット・カルテット (7/18)、ヘレン・メリル (8/1)、ジュリアン・ルロー・グルーブ・ギャング (8/22) など。


●夏木マリ・アヴィニョン公演
夏木マリ自身がライフワークとまでいうソロ・パフォーマンスの『印象派』がアヴィニョン・オフで上演される。ムーヴメント、詩、歌(ブレヒト、ピアフ 、バ
ルバラなど)と現代演劇がミックスされた同舞台はフランスのプレスからも大きな評価を得ている。
*Theatre du Chien qui Fume :
04.9085.2587 7/27-8/2 (19h30) 65/90F