MUSICIENS DES RUES DE PARIS

町が生きづく、その理由
■ GALERIE JENNIFER FLAY
 マレから13区に6つのギャラリーが移転して約一年。去年この欄で紹介した彼らから3月のエクスポの案内が来た。その一つ、J.フレイ・ギャラリーでは、昨年ヴェニスのビエンナーレにも出品した注目のアーティスト、内藤礼の個展を開催する。
 一年前はまだ開発中で新品すぎた町並も、今では人々の匂いがしっかりと染み込んでいた。このギャラリーもこの場所を拠点に、抱えるコンテンポラリー・アーティストを国内外に次々と紹介したり、新しい作家をハンティングしに来る外国の美術館からは引き合いがあったりと、活発に活動し続けている。空っぽだった町がどうやって生きた町になるのか、その過程と原動力を間近にできたようで刺激的だった。 (仙)
*20 rue Louise Weisse 13e
01.4406.7360 内藤礼展 : 3/7~4/18


街角のデザイン
ガラスの碍子
isolateur

 早春の陽光がまぶしい住宅街を駅に向かって歩いていたら、電信柱の上の碍子(がいし)が光っているのに気がつきました。
 電線を電柱に止める絶縁用碍子、日本ではたいてい白い陶磁器製と決まっている。ところが、フランスの碍子は概して硝子製なのです。ビンの底みたいな厚い半透明の緑のガラス。白いのもあるかなと気をつけて見ているのだけれど、今のところ見つからない。電車の架線についた碍子もやはりガラスです。
 でも、通信販売の “Manufrance” カタログ1928年版には、大小各種の白色磁器製の碍子が掲載されていてガラス製は見当たりません。古い電気製品のコンセントにも、やはり白い焼きものが使われている。
ある時期から磁器がガラスに代わったらしい。まァ、成型が容易で耐久性のある絶縁体なら、どっちだっていいのでしょうが…。
 ところで、碍子のついている電柱のほうは、フランスも日本同様、木製からコンクリート製にどんどん入れ替わっていますね。 (稲)


 

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