
冷凍ものの真ダラはいざというときに役に立つし、冷凍庫で常備しておきたい。二人分として300グラム、あらかじめ12時間ほど冷蔵庫に移して解凍しておく。
付け合わせにするジャガイモは、二人分で2、3個、皮をむき、早く火が通るように縦に二つに切り分け、鍋にとってゆではじめる。ラタトゥイユはびん詰めや缶詰のものをつかう。適量を鍋にとり、ふたをして弱火で温めなおす。この間にグリーンサラダでも用意しておくといい。
解凍された真ダラの水気をキッチンペーパーで丁寧にぬぐう。軽く塩、コショウし、小麦粉を薄くまぶす。フライパンにバターと油を半々にとって中火にかける。バターが泡立ってきたところで真ダラを入れる。4、5分できれいな焼き色がついたらひっくり返し、弱火に落として1分ほどで焼き上がる。
ジャガイモは柔らかくゆで上がり、ラタトゥイユも熱々になっている。これを真ダラの脇に付け合わせ、レモンを添え、パセリを散らす。
もう少し時間があったら、魚を焼いたフライパンに一人当たり大さじ1杯のバターとケッパー適量を入れ、軽く色がつくまで火を通せば香り高いソースになる。(真)
*調理時間二人分で30分以内。4人分だと35分くらい。
