CD : The Clifford Thornton Memorial Quartet “Sweet oranges” 2019-01-24 音楽 0 フリージャズの立役者として活躍したクリフォード・ソーントンに捧げるアルバムで、ジョー・マックフィーを核にしたカルテットによるライブ盤。マックフィーの、ソーントンから譲り受けたトロンボーンによる静かなソロではじまり、50分少々のノーカット録音だが、ソーントンへの鎮魂歌はよどむことが [...]
海マスの蒸しもの 2019-01-24 魚料理 0#RestezChezVous 魚屋に「truite de mer」とか「truite saumonée」と呼ばれる、1キロ前後のマスが置いてある。海水の中で養殖されたものがほとんどで、キロ15ユーロ前後と手ごろな値段だ。フランス人は丸ごとオーブンで焼いたりする。和風なら塩焼き、煮つけ、蒸しものだ。おろし身に [...]
Clairvoyのブーツ 2019-01-24 MADE IN FRANCE 0連載コラム パリのピガール界隈のこまごまとした商店が並ぶ通りに、主にスペクタクル用のブーツを手作りする小さな店とアトリエがある。1945年にこの地で創業したクレールヴォワだ。ムーラン・ルージュなどのキャバレー、演劇、ダンス、サーカス、映画用のブーツや靴をオーダーメイドで手作りしている。 [...]
Le Cubisme キュービスム10年間の軌跡 2019-01-23 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 2月25日(月)まで キュビスムが出てきた背景、その立役者ピカソとブラック、キュビスムの興隆と社会的認知、消滅までの10年の軌跡を追った壮大な展覧会。意外な作家も含まれ、これを見ればキュビスムに対する考えが変わるかもしれない。1910年代前半の公募展でキュビスムの存在感を [...]
ÔYA Paris/人を笑顔にする仕事がしたかった。 2019-01-22 日本人シェフ 0 野田達也さん(33歳) シェフの中にはいろんな前職を持つ人がいるが、野田さんの経歴は珍しいほうだろう。料理人になる前は、地元福岡の半導体関連の企業でロボットの開発に携わっていたという。深夜におよぶ残業をこなすなか、ふと「このロボットに囲まれた無機質な環境の中でずっと仕事をしてい [...]
Macvin du Jura ジュラ地方のアペリティフ 2019-01-22 ワイン以外のお酒 0 年末のパーティーに、ジュラ地方に住んでいる友人が持ってきてくれた食前酒がマックヴァン・デュ・ジュラ。ブドウの搾りかすから作られる蒸留酒マールに、24時間発酵させたブドウの搾り汁を混ぜ入れ、たるの中で1年熟成させたものだ。 マールと搾り汁は、同じブドウ園のブドウから作られたもので [...]
政治はボクシング 2019-01-22 発言から知るフランス 0 黄色いベスト運動で大統領府との食い違いが目立ったり、さまざまな批判で消耗しているかのように見えたフィリップ首相が、12月23日のジュルナル・デュ・ディマンシュ紙のインタビューで反撃。首相はボクシングクラブに所属しているくらいのボクシング好きだ。 [...]
現代社会の寓話 『In My Room』 2019-01-21 舞台・映画 0 昨年のカンヌ映画祭 《ある視点》部門招待作、ドイツのウルリッヒ・ケラー監督『In My Room』(1/9公開)をまったく予備知識なしに観ると煙に巻かれます。 あまりパッとしない中年男が実家に帰って来ると、父親が、もう長くはなさそうな老母を自宅にひきとって介護している。死と人間 [...]
Youpi au théâtre|ランチを食べに郊外の劇場へ。 2019-01-21 フランス料理 0 地下鉄13号線のジュヌヴィリエ駅を降りてすぐ、駅前の交差点から道路標識や路面の所々に「T2G(Théâtre de Gennevilliers)へはこちら」という表示があるので、初めてでも迷うことなくたどり着けるのは嬉しい。 [...]
Promenades & souvenirs デッサンとは何か? 2019-01-20 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 3月9日(土)まで 主にデッサンを所蔵するピカルディー現代美術センターが、ペノーネ、バスキア、メサジェ、デュビュッフェなど所蔵品から56人の芸術家の1950年代末~80年代の作品を展示。紙に描いた素描だけでなく「空間をデッサンする」という意味で彫刻やインスタレーションもあ [...]