
2015年11月13日。サン・ドニのスタジアムから、パリ10区、11区と、バーやコンサートホールで夜を楽しんでいた人々が犠牲となった連続テロ事件。133人が命を奪われ400人以上が傷を負った。言葉を絶するあの晩から10年。今月は、特別番組やドラマ、出版、追悼の行進などが始まっている。追悼のセレモニーをいくつかまとめた。
レピュブリック広場

パリ市は13日 18h-20h、レピュブリック広場で追悼セレモニーを行う。広場には、10年前、テロの後にパリの住民が表した被害者と遺族への連帯などをテーマに撮られた写真を展示。また16日まで、市民が犠牲者のために花を手向けたり、ろうそくや追悼のメッセージを書いて捧げる。
パリ市古文書館で展示:「Je suis Paris – 私はパリ」

パリ市立古文書館は、テロの後、テロ現場やレピュブリック広場などに捧げられた膨大な数の追悼メッセージ、絵、オブジェなどを収集・保管してきた。11月13日(水)から、そのうちの一部を« Je suis Paris 私はパリ» と題して展示する。2026年1/17(土)まで。
Archives de Paris:
18 boulevard Sérurier
19e. Paris
+33 (0)1 87 02 65 65
月:13h30 – 17h30
火〜金:9h30 – 17h30.
土:特別に以下の日に開館。11/15と22、12/6と13(9h30-17h)
詳しくは同館公式サイトへ archives.paris.fr
パリ市庁舎裏にある「11月13日の庭」で。
当日、10年前のテロ事件の犠牲者の記憶のために設けられた「11月13日の庭」レピュブリック広場のセレモニーの様子は18 hから20 hまで、ビッグスクリーンで中継されるので、こちらに参加することも可能。(→地図)

シャンゼリゼ劇場でコンサート
シャンゼリゼ劇場では、パリ室内管弦楽団が、ルイーズ・アルベルティーニさんの依頼でベシャラ・エル=クリ氏が作曲した「Il fait novembre en mon âme (私の魂は11月)」 が演奏される。アルベルティーにさんは、息子さんをバタクランで失くした。他に、ベートーベン作曲『プロメテウスの創造物』、モーツァルト『交響曲第39番』。チケットは8€〜64€。
カンタン・ボシュジュ氏による曲のプレゼンテーション(無料)が、19h30-19h50まで Salon des Dames サロン・デ・ダム (rez-de-chaussée) で。幕間は、 (フランスでいう2e étageの) 1er balconで行われる。
詳細は :
パリ室内管弦楽の公式サイト
シャンゼリゼ劇場の公式サイト
Théâtre des Chmaps Elysees : 15 avenue Montaigne 8e
M° Alma-Marceau

Place de la république
Adresse : Place de la République, 75011 Paris , Franceアクセス : République



