小・中・高校でのコロナ対策が煩雑すぎると2度目の教員ストが木曜に予定され、ブランケール教育相の辞任を求める声が高まっている。そんななか、同相が新学期コロナ対策を発表したのはスペインのリゾート地からだったとMediapartが1月17日の晩に報じ、野党政治家から一斉に批判の声が上がっている。
バカンスを過ごすのは結構だが、教育相が新学期の衛生規準を発表したのが始業前日で、教員も保護者も対応するのに困難をきたした。また、通常3月に行われる専門バカロレアやmi-CPなどの試験を延期することを示唆したが、まだ決められていないなどの不満もある。
先週(1/13)木曜日のストは大規模なものになり、その晩ブランケール教育相は、FFP2タイプのマスク500万枚を学校に支給することや、欠員の代替教員として3300人を雇うことなどを約束。木曜のストは8労組が呼びかけているが、1回目よりはストの規模も小さいものだろうと仏紙は報じている。馬鹿らしく見えるバカンス問題だが、大臣と国民の間の溝はより深くなったようだ。