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イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の仏人幹部ファビアン・クラン(41)が欧米-アラブ国際協力部隊の攻撃によって20日頃に死亡し、弟のジャン=ミシェル(38)は重傷を負ったと、複数の仏紙が報じた。
パルリ軍事相は可能性を認めつつ、事実は確認されていないとした。兄弟が攻撃されたのはISの最後の砦とされるシリア南東部のバグズ。クラン兄弟はカトリック家庭の出身で90年代末にイスラムに改宗。2000年代初めにトゥールーズで過激思想に感化され、14〜15年にシリアに渡った。兄は15年パリ同時テロの声明文を発表。