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金融商品取引法違反などの容疑で東京で逮捕・勾留されている日産自動車前会長・ルノー会長のカルロス・ゴーン氏は、東京地裁の勾留理由開示の法廷で無罪を主張した。
ゴーン氏は、2010〜14年の報酬を50億円過小申告したとして11月19日に金融商品取引法違反の疑いで逮捕された。さらに12月には2015〜17年の同容疑、ならびに自己の金融取引損失18.5億円を日産に負わせた特別背任の容疑で、計3度逮捕され、現在も勾留中(10日時点)。
ゴーン氏は法廷で、「根拠なく不当に拘束された」「日産のために20年を捧げた」と訴えた。