8月9日から「衛生パス」の適用が拡大されることが決まり、フランス国鉄SNCFは、TGVとIntercitéなどの長距離列車、外国への列車を利用する12歳以上の者には、8月9日から衛生パス提示を「いつでも、どこでも」要求することを明らかにした。長距離ではないTERやTransiliensなどの列車には適用されない。また12歳〜17歳は猶予があり、9月30日からの義務付けとなる。
腕章をつけた国鉄職員を中心とする衛生パスの要員がホームでチェックを行い、車内では治安部隊などもチェックに参加する。TousAntiCovidのアプリで得られるQRコード、または紙の証明書(QRコード有、無し)をチェックする。治安部隊が身分証明書の提示を求める以外は、身分証明書の提示は求めない。
乗車前のチェックで衛生パスを提示できない人は乗車を拒否される。車内で衛生パスを持っていない場合は、罰金135ユーロが科せられる。
TGV Inoui、TGV internationauxのチケットは、8月9日から9月12日までの期間、出発前なら変更も払い戻し可能。TGV Ouigoは、1時間30分までなら、変更と払い戻しが可能。