La petite Alsacienne -maison maeder-
職場や自宅など、自分の生活圏に美味しいパン屋さんがあるのは幸せだ。近所にあった平凡なパン屋さんのオーナーが変わり、アルザス地方色たっぷりに新装開店して、毎日おいしいパンが食べられるようになった。
目玉は当然アルザス菓子。アルザスを代表する菓子パン、クグロフ(5.10€)はそれなりの大きさがあるが、オレンジフラワーの香り、ラム酒漬けのレーズン、大粒のアーモンドのどれをとっても完ぺきで、一人で一個まるまるをペロリと食べられてしまう美味しさだ。甘く煮たリンゴやレーズンをパイ生地で包んだシュトゥルーデル(3.10€)やアルザス風サブレ(3€)もミラベルやアプリコットなど生のフルーツがたっぷりで美味しい。
訪れるたびにいつも違う菓子やサンドイッチに出会えるのも嬉しい。本日は〈マリー〉という名のシュークリーム(1€)。生クリームとカスタードクリームを混ぜた軽いクリームがたっぷり入っていていくつでも食べられそう。
飲み物とデザートがついたサンドイッチのセットメニュー(7.60€、ブリオッシュかブレッツェルのサンドイッチだと8€)もおすすめだ。サンドイッチの具はチェダー+ベーコンや鴨のコンフィなどオリジナリティのあるものが多いし、デザートにはタルトやケーキが自由に選べてハッピー。日曜が休みなのと土曜はサンドイッチがないのが残念。(里)
La petite Alsacienne -maison maeder-
Adresse : 45 rue Raymond Losserand, 75014 ParisTEL : 01.4321.6059
アクセス : M°Pernety
月~土 7h-20h 日休