Empanada
さまざまな具を、パン生地やパイ皮、あるいはトウモロコシ粉の皮で包んで、揚げたり焼いたりするエンパナーダは、スペインや中南米で食べられる。大きさもオムレツ大から餃子大までいろいろ。具も、牛や豚の挽き肉、鶏肉、魚、トマトソース、オリーブ、ゆで卵、モッツァレラなど、お好みです。ただし水っぽいものは避けること。バジリコ、コリアンダー、パセリの香りをきかせてもうまい。同じタイプの料理は世界各地にあり、イタリアのカルゾーネもその一種だし、中近東や北アフリカのブリック、ベトナムのエンパナーダにそっくりのpâté chaud、中国や日本の餃子…。
épinards & viande hachée
エンパナーダの具をもう二つ紹介。
ホウレンソウの具:ホウレンソウは冷凍でいい。解凍し、手で絞って水気を切り、ザクザクッと切り分ける。フライパンでホウレンソウをバター炒めし、小さなさいの目に切ったフェタ(ギリシャの羊乳チーズ)を混ぜ入れる。フェタの量はホウレンソウの1/5ほど。多めにコショウをひき入れる。フェタに塩味があるので塩は不要。挽き肉の具:まずみじんに切った玉ネギとニンニクをオリーブ油で炒め、牛や豚の挽き肉を加える。細かく切った黒オリーブ少々も加え、塩、コショウ。
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