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仏司教会議(CEF)はルルドで開催された総会で、1950年以降の聖職者による性虐待の実態と原因を究明する独立委員会を設置すると発表した。構成メンバーは、歴史学者、司法官、児童虐待専門家などでカトリック教会から独立した機関になる見込み。また、時効で告訴できない犠牲者のために慰謝料の支払いも検討するとされたが、被害者団体は懐疑的だ。CEFは先月末、2017年1月〜18年10月に司教区に性的虐待を届け出た人は211人、加害者聖職者は129人と発表。総会の分科会では、初めて8人の性虐待被害者が証言した。