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仏人官能小説家アンヌ・ベールさん(59)がベルギーの終末医療病棟で致死量の薬物注射により安楽死した。ベルトさんは2015年秋、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下を引き起こす筋萎縮性側索硬化症と診断された。同病はきわめて進行が速く、5割が発症後3~5年で死亡する。ベールさんは16年初頭に病を公表し、安楽死の合法化を求めて大統領選候補に呼びかけたり、メディアに働きかけたりしていた。フランスは「持続的な深い鎮静」を受ける権利を認めているが、安楽死は認めていない。
仏作家、ベルギーで安楽死
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仏人官能小説家アンヌ・ベールさん(59)がベルギーの終末医療病棟で致死量の薬物注射により安楽死した。ベルトさんは2015年秋、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下を引き起こす筋萎縮性側索硬化症と診断された。同病はきわめて進行が速く、5割が発症後3~5年で死亡する。ベールさんは16年初頭に病を公表し、安楽死の合法化を求めて大統領選候補に呼びかけたり、メディアに働きかけたりしていた。フランスは「持続的な深い鎮静」を受ける権利を認めているが、安楽死は認めていない。