経験に培われた腕を存分にふるった料理を味わう。

 7区のピエール・ルルー通りといえば、あい田、NAKATANI、L’Inconnuと日本人シェフが大活躍するレストランが軒を連ねる通りとして知られているが、そこにもう1軒、気になる店が増えた。〈プリュム〉。ア […]

牛のほお肉の角煮

 牛肉の角煮といっても、牛のほお肉です。日本では見かけないが、フランスでは臓物屋でキロ12ユーロくらいで手に入る。1枚500グラム前後だが、少人数の家庭でも2枚ほしい。でき上がったものを冷蔵庫に入れておけば、ご飯のおかず […]

赤ピーマンの甘味が絡んでうまい、ウサギ肉の南仏風です。

Lapin compoté aux poivrons  前号のウサギのレバーのテリーヌ、おいしくできましたか。肉の方は赤ピーマン入りの南仏風。南仏風は、だいぶ前に書いたことがあるけれど、今回はロビュション氏(日本ではロブ […]

D’une rive à l’autre

 伝説的なベース奏者、ケント・カーター、トランペッター沖至、サックス奏者シルヴァン・ゲリノー、ドラマー佐藤真のニューアルバム。「この4人は、フリージャズ独特のエネルギーに溺ぬよう気をつかい、想像力を分かち合いつつ、沈黙へ […]

Noyonの高級レース

レースにはいろいろな種類があるが、おおまかには 「編む」レースと、「織る」レースに大別される。レースは西欧ではフランドルやベネチアなどで16世紀頃に現われ、各地で独自の手法が生まれた。19世紀初めになると、織りレースの一 […]

コルマールのウンターリンデン美術館へ。

コルマールは、神聖ローマ帝国の自由都市だった、アルザスの古い町。世界中の観光客が目指すこの町の「宝石」は 、グリューネヴァルトの祭壇画で知られるウンターリンデン美術館だ。新装オープン以来、行った人たちの反応はみな「素晴ら […]

「料理は生きていく上で大切なもの」

伊地知雅さん(41歳)  鹿児島出身の伊地知さんと話をしながら、私自身も肩の力が抜けてお日様をいっぱい浴びている気持ちになった。リヨンとマルセイユの間、ローヌ河沿いにあるヴァランスという町で店を開いてからすでに10年以上 […]

フランス野球の「助っ人外人」、山上直輝さん。

フランスでの野球のマイナーさにため息をつきながらも「野球界は今、盛り上がっているんです」と、山上直輝さん(33歳)。パリ南郊、サヴィニー・シュル・オルジュ市の「サヴィニー・ライオンズ」の投手兼ピッチング・コーチ。2シーズ […]

48000人

 6月中旬に発表されたOECDの調査によれば、工場の排煙やディーゼル車の排ガスに含まれる微粒子などが原因の大気汚染による、フランスでの1年間の早期死亡者は48000人。タバコ、アルコール飲料に次いでフランス人には3番目の […]

『 旅情 』をこの夏、もう一度。

デヴィッド・リーンの名作 ヴェネチアを旅行したことありますか?鉄道で行ったことありますか?この陸路はなかなか感動ものです。海に挟まれた長い鉄橋を通ってヴィネチア島はサンタルチア駅に着き、駅前広場の階段を降りると、そこは大 […]

今月のチーズ:Camembert de Normandie

チーズ好きの友人がやって来る。「fait à cœur (芯まで熟成しているもの)」と念を押し、カマンベールを1個買ってきた。ほかのチーズは無用。ナイフを入れると、切り口から身がトロトロと流れるよう。「C’e […]

マロヤよ、そのままで:アラン・ペテルス

 レユニオン島の詩人・音楽家のアラン・ペテルスは1995年の7月12日に43歳で亡くなっている。今年2月の当欄でクリスティーヌ・サレムを紹介した時に、レユニオン島の音楽マロヤが2009年にユネスコ世界文化遺産に登録された […]