ウクライナ戦争の影響で植物油が品薄になっているけれど、もし台所に油が残っていたら、カモの胸肉の揚げものを作りたい。
前菜なら4人分として、カモの胸肉をひとつ用意する。皮をとり、薄く切ってボウルにとる。しょう油、塩、コショウ、おろしショウガ、酒を加えてよく混ぜ合わせ、30分ほど置いて下味をつけることにしよう。
次にタレを用意。レモン、あるいはライムをしぼって小鍋にとる。砂糖、ナムプラー少々、水適量を加え、甘酸っぱい味に調え、中火にかけ、沸騰したら、水で溶いたコーンスターチ少々を混ぜ込んでトロミをつけ、冷ます。
ボウルの中のカモ肉の薄切りに、漬け汁少々を残しながら、割りほぐした卵、コーンスターチを加えて丁寧に混ぜ合わせる。あとは一枚一枚とり出しながら、高めの温度の油でカラッと揚げていくだけだ。レタスの葉を敷いた皿に盛りつけ、コリアンダーの葉などを添えて食卓へ。熱々のカモ肉と甘酸っぱいタレのコンビ、うまい!ビールのおつまみに最高だ。(真)
カモの胸肉一つ、しょう油大さじ3杯、酒大さじ2杯、ショウガ適量、卵1個、コーンスターチ maïzena 大さじ約2杯、油、塩、コショウ
タレ : レモン (またはライム)1個半、コーンスターチ少々、砂糖、ナムプラー少々、水