旅行よりも長く滞在してフランスの文化や生活を知りたいけれど、そうなると気になってくるのがビザの問題。ワーキングホリデー制度を利用すればフランスに最長1年間滞在することができる。
ワーキングホリデーとは協定を結んだ2国間の取り決めに基づき、それぞれの国の若者に相手国の文化や生活などを理解する機会を与えるため、休暇を目的とした滞在とその滞在資金を補うための就労を認める制度。
このワーキングホリデーの魅力はなんといっても自由度の高さ。1年間をどのように過ごすかは本人の自由!1つの街に長く住むのでもいいし、旅行しながら複数の街に住むのもいい。また語学学校へ通ったり仕事をしたりすることができるので、勉強しながら、生活費を稼ぎながらフランスでの生活を楽しむことができるのだ。
ビザの条件はワーキングホリデー制度を導入している国ごとに異なってくるが、フランスの場合は「満18歳以上31歳未満(31歳の誕生日の前日まで申請可)」であれば申請ができ、しかも申請代は無料! ただし就学や就労を主な目的としてビザを申請することはできない。
ワーキングホリデービザが取得できるのはそれぞれの国につき一度だけなので、よく考えてから申請しよう。
ビザはフランスへ入国する日付の3ヶ月前から申請可能。申請は郵送ではできないので、東京の在日フランス大使館に申請者本人が来館する必要がある。来館予約はWebサイトから。すぐにアポイントメントを取れない可能性もあるので、書類の準備を進める前に確認しておくとよい。
ワーキングホリデーについての詳細や申請に必要な書類は、在日フランス大使館のWebサイト「ワーキングホリデービザ」ページから確認できる。書類の中にはフランス語か英語で用意するものがある。おそらく申請動機作文(フランス語または英語)が一番時間がかかるので、渡航を決めたら少しずつ準備を進めていこう。また申請方法が変わることもあるので、申請日まで気を抜かずこまめに情報をチェックしよう!(波)
在日フランス大使館
https://jp.ambafrance.org/article6252
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