デモはフランスの国技といえそうだ。ダジャレを使ったプラカードほか、表現が巧みで、社会運動の歴史と文化を感じさせる。年金改革抗議にあたっては、ATTACの女性グループがグロリア・ゲイナーの歌 “I will survive” の歌詞を替えて歌って踊りデモを盛り上げた。リフレインだけでも、対訳で紹介したい(下にビデオあり)。
“ Nous voulons vivre! ”
♬ Jusqu’au tombeau, 労働者は
pour les prolo その時はもう墓場
64 ans non ! 64歳なんてお断り
la retraite il la faut avant リタイアはもっと早く。
Vivre en bonne santé, avec eux 健康で生きることも、
c’est pas gagné あの人たちは保証してくれない。
Les riches okay… 金持ちはいいけれど…
mais les précaires eux vont crever 経済的弱者は死んでしまう。
Nous on veut vivre, 私たちは生きたい
pas juste survi-ivre ただ生きのびるのではなく
Vivre dignement, vivre 誇りをもって、生きたい
décemment, profiter de nos 孫の世話をしながら
p’tits enfants まともに生きたい。
La retraite à 60 ans, 定年は60歳 !
bosser mieux et moins longtemps 短く、よりよく仕事すればいい
Nous on veut vivre ! 私たちも生きたい。
Nous on veut vi-i-ivre ! 私たちも生きたい。
Justi-ice ! 社会の公正を ♬♩