ダンケルクで美術と工業のトリエンナーレ

TATIANA TROUVÉ Desire Lines, 2015 Métal, peinture époxy, bois, encre, huile, corde, 350 x 760 x 950 cm Vue de l’installation dans le cadre de GIGANTISME –ART & INDUSTRIE, Halle AP2, Dunkerque, France © Adagp, Paris, 2019 / Courtesy Gagosian Gallery, König Galerie / Photo: Aurélien MoleFRAC NPdC 2019-G

Gigantisme-Art & Industrie

フランス第三の港町ダンケルクが今年、美術と工業とデザインを合わせた欧州レベルのトリエンナーレを始めた。70年代に現代美術コレクションを始めた一市民が 「ダンケルクでアートと工業の展覧会をする」夢をスケールアップしたのが、4000m2以上を使い170人以上のアーティストを招いた「Gigantisme ジガンティスム」だ。

彼のコレクションを元に市が創設した現代美術館 (現LAAC)、その後にできたオー・ド・フランス地域圏現代美術センター(FRAC) のほか、工場や文化施設の壁を使って新作から過去の名作まで幅広く展示し、世界の現代美術の一大パノラマを見せている。市バスは無料、美術館はパリの半額以下で日曜は無料と、懐にもありがたい。

Tania Mouraud, SESOS, 2019 © Tania MOURAUD, Adagp, courtesy Rubis Mécénat cultural fund-FRAC Grand Large –Hauts-de-France, 2019 « GIGANTISME –ART & INDUSTRIE », Rubis Terminal. Photo : FRAC Grand Large –Hauts-de-Franc

波止場では、タニヤ・ムローがシェークスピアの言葉を英語とフランス語にした文を、読むのが難しいほど最大限に拡大して外壁に黒いテープで貼った。FRACでは、タチアナ・トルヴェが2015年にニューヨークのセントラルパークで行なったインスタレーションを再現。パーク内にある212の道のそれぞれの長さに相当するカラフルな綱をボビンに巻き、世界で起きた出来事を書いたプレートをボビンにつけた。歩くことで社会や政治とのつながりを感じさせる作品だ。2020年1月5日まで。(羽)


Frac Grand Large - Hauts-de-France

Adresse : 503 avenue des Bancs de Flandres, 59140 Dunkerque , France
URL : www.gigantisme.eu
SNCFでParis Gare du Nord から Dunkerqueまでは約2時間。

 

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