まちをつくる。 2016-09-30 パリから行ける街 0特集記事 ル・コルビュジエのフィルミニ緑地区と、今日の地域開発。 今年の7月、東京の国立西洋美術館や、パリ郊外ポワシーにあるサヴォワ邸、フランシュ・コンテ地方にあるロンシャンの礼拝堂をはじめとした、世界7カ国に点在するル・コルビジエの一連の作品がユネスコの世界遺産に指定された。 近代建築の [...]
高齢化するフランス。 2016-09-01 フランスの文化 0特集記事 フランスも高齢化が拍車をかけて進んでいる。 2015年時点で60歳以上の人口が20歳未満の人口を越えた。 現在、85歳以上は140万人、2050年にはその4 倍の約560万人に膨れ上がる。北方諸国並みの社会保障が進んでいるとはいえ、認知症の高齢者は120万人、アルツハイマー病患者 [...]
ル ・ アーヴル へ行こう。 2016-08-01 パリから行ける街 0特集記事 1517年にフランソワ1世によって築かれた湊は、来年が開港500周年。パリからの鉄道が開通した19世紀半ばから商業港として急速に繁栄した。大西洋航路の発着港としても知られ、1907年に永井荷風がニューヨークから着いたのはこの港です。同時にリゾート地サン・タドレス海岸も人気の場所だ [...]
ラ・カマルゲーズ。 2016-07-01 パリから行ける街 0特集記事南仏 牛と人間が正々堂々と戦うカマルグ式闘牛。南仏プロヴァンスやラングドック=ルシヨン地域圏の円形闘技場で行われる伝統スポーツだ。人間は牛の頭部に付けられた紐やリボンを、引っ掛け金具を使って奪う。立派な角を持つカマルグ育ちの牛は、砂埃を立て人間の背中を容赦なく追いかける。牛の攻撃をか [...]
遠藤周作、リヨンの青春。 2016-06-01 パリから行ける街 0特集記事 小説『白い人』で芥川賞を受賞し、吉行淳之介や安岡章太郎などとともに「第三の新人」として日本の現代文学をリードしてきた遠藤周作(1923―1996年)。『沈黙』、『深い河』などのキリスト教や「東洋と西洋」をモチーフにした代表作が世界各国で支持されているが、「狐狸庵先生」という筆名で [...]
ノルマンディーと、印象派。 2016-05-02 アート 0特集記事 4月16日から 《第3回ノルマンディー印象派フェスティバル》が始まっている。印象派発祥の地ノルマンディー地方の各地で、9月までさまざまな文化イべントが開催される。 1858年、ル・アーヴルの町で画家を志していた17歳のクロード・モネは、この町で画材店を営む外光派の画家ウジェーヌ [...]
世紀のセーヌ増水がやってくる? 2016-04-01 フランスの文化 0特集記事 セーヌ川の氾濫を想定した防災キャンペーン「L’exercice EU Sequana 2016」が、3月7日から18日まで開催された。警視庁が87の公共・民間機関と手を結んで、パリと近郊の7カ所で防災訓練を実施、市民に警戒を呼びかけた。 地震も火山もないパリを含むイル [...]
パリ南郊のフジタの家へ。 2016-03-23 パリから行ける街 0特集記事 パリの南西、エソンヌ県の村ヴィリエ・ル・バクルに、レオナール・フジタ(藤田嗣治 ・1886~1968)のアトリエ兼住居が公開されている。第二次大戦後の1950年に君代夫人を伴ってパリに戻ったフジタが、最後の人生を過ごした家です。いちばん近い駅から3km近く離れた交通不便なこの村に [...]
映写技師の一日。 2016-02-15 パリの出来事 0特集記事映画 オヴニー職業シリーズ第13弾は「映写技師」。パリ第3大学内にある、大学シネマテックの映写技師、オリヴィエさんに話を聞いた。 1973年にパリ第1大学と第3大学共同で設立されたシネマテックで働くオリヴィエさんのもとには、制作会社や配給会社、コレクターなどからのフィルム保管の依頼が絶 [...]
パリジャンに聞きました。「2016年、どんな年にしたい?」 2016-01-15 パリの出来事 0特集記事 OVNI800号 ・ 特別企画 《2016年フランス人が考える国家の優先事項ランキング》 ① 失業対策 56% ② テロ、犯罪、治安対策 50% ③ 貧困対策 35% 減税 31% 購買力の向上 30% 不法移民対策 29% 学校教育の質の向上 19% 医療技術の進歩 16% 環 [...]