鶏のレバーをポルトー酒風味にし、臓物苦手の人に食べてもらいたい。 2023-10-05 肉料理 0 Foie de volaille au porto 物価高がつづいていて、とりわけ食材の値上がり具合は驚くほどだ。そんな中にあって、鶏のレバーはキロ8ユーロ前後と庶民の味方。レバーは鮮度が大切なので、食べるその日に肉屋(できたら鳥肉屋volailler)に出かけ、こんもりとして [...]
【特集】おいしいボーヌ。〈その1:ワイン編〉 2023-10-02 パリから行ける街 0 ボーヌの旧市街を歩いていると、カフェやレストランでほとんどの人がワインを飲んでいるのに気づいた。パリから電車で2時間ほど。ここは、まさにワインの街。 ボーヌの人々は、ワインとともに育つ。子どもの頃からワインの香りを感じ、大人になると味わい、そして愛するようになる。生活とワイン [...]
Covid予防接種、10月2日からスタート。 2023-10-02 ニュース・社会問題フランスを知る 0covid-19 Covid-19の新たなワクチンキャンペーンが、当初の予定より2週間早まり、10月2日に始まる。8月末から9月初めにかけて人口10万人当たりの新規感染者が35人から65人と増加傾向にあるため。 対象は65歳以上、基礎疾患のある人、妊婦、高齢者施設入居者、そうした人と接触のある人 [...]
【シネマ】きれいごとゼロの逞(たくま)しき女性像 。 2023-10-01 舞台・映画 0 『N’attendez pas trop de la fin du monde』 俳優のランベール・ウィルソンが審査員長を務めたロカルノ映画祭で、審査員特別賞を受賞したのがルーマニアの異端児ラドゥ・ジューデ。その新作の名は『この世の終わりにそんなに期待しないで下さい [...]
食品のインフレは2年で19.9%。政府は対策に苦慮。 2023-09-28 ニュース・社会問題フランスを知る 0 国立統計経済研究所(INSEE)が9月15日に公表した数字によると、家庭向け食品は昨年8月比で11.2%、21年8月比では19.9%値上がりした。コロナ危機とウクライナ戦争の影響を受けた政府のインフレ抑制策がほぼ終了するなか、庶民の生活はますます厳しくなりそうだ。 INSEE [...]
マリア・カラス生誕100年 2023-09-24 音楽 0 不世出のディーヴァ、マリア・カラス。ギリシャ系の移民の子として1923年に生まれたので、今年は生誕百年にあたる。彼女の名唱中の名唱3曲をYouTubeからピックアップしてみた。 伊ベルカントオペラのパイオニアともいえる作曲家ベッリーニの 『ノルマ』から「Casta Diva」 [...]
高校生いじめ問題。大学区本部の手紙に議論沸騰。 2023-09-22 ニュース・社会問題フランスを知る 0 いじめを苦に自殺した高校生の親に充てた、ヴェルサイユ大学区本部の脅迫まがいの書簡が9月16日にニュース専門局BFM-TVのサイト上に掲載され、物議をかもした。アタル教育相は同日、「この手紙は恥だ!」と厳しく批判し、全大学区区長を招集していじめ問題に関する聞き取りを行うと発言した [...]
【Made in France】Agnelleの革手袋 2023-09-22 MADE IN FRANCE 0 リモージュから西に30㎞。サン・ジュニアンは革手袋の都だ。昔は羊や山羊の放牧が盛んで、11世紀から皮なめし業と手袋製造の中心地になった。手袋製造企業は1960年代には120軒余りあったが、現存するのは3軒のみ。ジョルジュ・モラン(844号参照)、エルメス(1998年~)と、今回 [...]
日本の酒の祭典、サロン・ド・サケ2023! 2023-09-21 イベント情報 0 Salon du Saké 2023 この秋も、日本の酒の祭典「サロン・ド・サケ」が開催されます。今年は「水と米について」がテーマ。米どころ新潟、岡山、広島、北海道、京都、佐賀、静岡県の日本酒、熊本の焼酎など、600種もの日本の酒類が出品され、愛好家とプロフェッシ [...]
はじめてみよう、フランス料理!⑯ 気楽にワインと付き合おう。〈その2〉 2023-09-19 知っておきたいワインの知識ワインの種類フランスで暮らすワインの知識 0はじめてみよう!フランス料理 前回書いたように、ふだんは1リットル4ユーロのメルロ種の赤で大満足のぼくでも、ワイン好きの友だちが来たり、誰かさんの誕生日やノエルでごちそうを作るときは奮発する。カーブに2ダースほどある少し上等のワインから、メニューを頭に入れつつ選ぶことになる。そんなせっかくのワイン、できるだ [...]