【cinéma】観客に自由の意味を問いかける 『Los delincuentes』。 2024-03-29 舞台・映画 0 モランはブエノスアイレスの下っ端銀行員。ある時、大金を着服することに。魔が差して、ではない。入念に考えられた立派な作戦だ。欲しいのは25年分の給料。死ぬまで働かずにいられる分さえあればいい。盗んだ金を同僚に押し付け、男はすぐに自首。数年刑に服したら、金を取り戻す魂胆だ。 監督 [...]
【コンサート】今年生誕200年。ブルックナーの交響曲第6番を聴きに。 2024-03-28 パリで遊ぶコンサート 0パリ19区 Bruckner “Symphonie N°6” Philharmonie de Paris 4月26日(金)20h- アントン・ブルックナーは、1824年、オーストリアのリンツ近郊の村で生まれているから今年が生誕200年。交響曲を9曲書いているのだが、そのどこまでもドイツ音楽 [...]
【写真展】70年代、庶民的なパリ(特にベルヴィル)の風景。 2024-03-24 展覧会パリで遊ぶNon classé 0 70年代、庶民的なパリ。フランソワ=グザヴィエ・ブシャールと、レオン=クロード・ヴェネツィアの交差する視線 Le Paris populaire des années 70Un regard croisé de François-Xavier Bouchart et Léon C [...]
【特集】パリの隣町、サントゥアンが元気です。 2024-03-22 パリで遊ぶパリから行ける街 0特集記事 パリ北部に隣接するサントゥアンの町。新しいメトロの駅Mairie de Saint -Ouenが完成し、RERのC線とメトロ13番線に加え、14番線が伸びて便利になった。久しぶりに行ってみると町は大変身のまっただ中。新しい駅前の交差点も市庁舎前の広場も工事中、古い建物を解体する [...]
【数字】おこづかいにも男女の格差! 2024-03-21 数字でみるフランス 0 よく男女の給与の格差が話題になるけれど、男の子、女の子のお小づかい額にもれっきとした格差があるようだ。10歳から12歳までは女の子が月平均47.2€で男の子が45.4€なのだが、12歳から14歳までになると男の子が+0.7€、14歳から16歳真では男の子が+5€、そして16歳か [...]
バルバラ、歌物語 ① Mon Enfance 2024-03-21 フランスを知るフランスの文化シャンソン 0 シャンソン歌手、バルバラの数々の歌には彼女の生きた軌跡が息づいている。数回にわたり、バルバラの自伝*をたよりに、そんな歌のいくつかに光をあててみたい。 バルバラ (本名 モニック・アンドレ・セール)は、1930年、パリ17区のユダヤ人家庭に生まれる。第二次世界大戦が勃発した3 [...]
この2週間で4回も通ってしまったポルトガル料理店。 2024-03-20 ヨーロッパ諸国料理 0 炭火で焼いたローストチキン(1/2羽、1/2 Poulet Churrasco 13.90€、すぐ下の写真)が店の看板料理。これを食べに行った時に、隣に座ったムッシュウが汗を吹き拭き食べていた豚肉のスペアリブ(15.50€)がおいしそうだったので聞くと、さらなるおすすめは、この [...]
デイヴ・ホランド、久しぶりのパリ公演。 2024-03-19 コンサート 0パリ10区 Dave Hollandが奏でる、ピッチカートの温かく深みのあるサウンドと、完璧といっていいイントネーション。 4月9日(火) 19hと21h30(自由席) 1971年にラジオ・フランスの大ホールにチック・コリア率いるカルテット〈サークル〉を聴きにいったのだが、コントラバスのデ [...]
ティナ・モドッティ写真展「革命を見る目」 2024-03-18 展覧会 0 ティナ・モドッティ(1896-1942)は16歳で故郷イタリアから米国に移住し、カリフォルニアで芸術家たちと交流し、メキシコで写真家となった。政治活動と恋に没頭した波乱万丈の生涯に目が行きがちだが、「ジュ・ド・ポーム」の展覧会では、私生活よりも写真家としての目線と力量に重点を置 [...]
【シネマ】新作「Averroès et Rosa Parks」公開とシネマテークでの特集:ニコラ・フィリベール監督。 2024-03-17 パリで遊ぶ舞台・映画 0 昨年のベルリン映画祭金熊賞は、ダークホースの『Sur l’Adamant アダマン号に乗って』!フランスのドキュメンタリーの巨匠ニコラ・フィリベールが、セーヌに浮かぶ船上のデイケア施設を描いた作品だった。当初より精神医学と患者の世界を描く三部作になると発表されてい [...]