特集記事

レズビアンのパリ。

ポンピドーセンター広場の前を、南北にのびるサン・マルタン通り。軒を連ねるレストランやバーは、どこも人でいっぱいだ。でも、ひときわ賑わっている場所がある。レズビアンバーが2軒並ぶあたりは、タバコを吸う人、バーのなかでひとしきり踊って涼む人、恋人を撫でたりキスしたり、おしゃべりする若い女性たちでいっぱいだ。自由に感情表...

城を築く。〜ゲドロン城、21世紀の「中世の城」〜

ブルゴーニュ地方の森のなか、中世の城を建てている人たちがいる。修復でも、どこかの城の復元でもない。13世紀、この森の一角に城を構えたであろう人物像を想定し、その領主にふさわしい設計をし、30年間かけて城を築くという一大建築プロジェクトだ。 当時の建築方法を伝える文献がないため、途絶えてしまった築城のノウハウは...

北フランスの愛鳩文化。

© Musée Colombophile Crespin 人間は大昔から鳩の帰巣本能をさまざまな形で利用してきたが、ベルギーでは1810年頃、「鳩レース」が生まれた。鳩舎から離れたところで鳩を放ち、帰舎の速さを競うものだ。国境を接するフランス側にも鳩レースは伝わった。特に、鳩を携えてフランスに働きに来た炭鉱夫た...

ブローニュ・ビヤンクール、 30年代の街。

第一次世界大戦が終り、第二次大戦が始まるまでのつかの間の平和な時代、1925年、パリで開催された 「装飾芸術と産業の国際博覧会(アール・デコ万博)」では、ル・コルビュジエのエスプリ・ヌーヴォー館などの機能的でシンプルな近代建築と、幾何学的だけれどシックなアール・デコの装飾や建築が展示され、反響を呼びました。 ...

オヴニー 40歳の社会見学。

オヴニーは今年で40歳?アラン(右)は、もうここに勤めて40年、熟練の職人だよ!と、ブライムさん。   ノルマンディーの印刷所へ。    親愛なる読者の方々、広告・アノンスをお出し下さる方々、頼もしい寄稿者、様々な人たちのおかげで、オヴニーは今年、創刊40周年を迎えることができました。  この機...

みんなで作って食べる喜び。

 家の近くにオープンしたチーズ屋さんで、チーズ作りの講座が受けられると聞いて行ってみた。参加者は、定年退職後の田舎生活で自分でチーズを作りたいという人、家でやってみたが失敗して習いに来たカップル、チーズ屋さんで働く人など10人ほど。 2時間半でモッツァレラ、プチ・ヴァッシュ、バターなどの造り方をゼロから教わり、でき...

アール・ブリュットの世界。

「折り葉」のアーティスト、渡邊義紘の作品。  1945年、フランス人画家ジャン・デュビュッフェが提唱した概念「アール・ブリュット(Art Brut)」。専門教育や文化潮流の影響は受けず、内なる衝動から生まれた芸術作品を指す。日本では「生(き)の芸術」などとわかりにくい訳をされることも多い。  アール・ブリュットの源...

2018年12月、「共和国」の広場にて。

「我々こそが、共和国」と書かれた黄色いベストを着た人。  12月、土曜の午後。レピュブリック広場で「黄色いベスト」と「緑のベスト」が合流した。緑のベストを着て「気候のための行進」をする人たちと、車中心の生活ゆえに燃料税の引上げに反対する人たち。ふたつのグループの要求は、相反するかに見えていたけれど、「公正な課税方法...
 

パスワードをお忘れの場合、OVNINAVI.COMに登録したE-mailアドレスにパスワードをお送りします。登録E-mailアドレスを入力してください。


戻る