カルメンとビゼーをたずねてパリ散歩。 2017-02-17 おすすめスポット 0散策 Paris 9ème, avec Georges. ここ5年間、世界で最も上演回数が多かったオペラはヴェルディの『椿姫』。そしてモーツァルトの『魔笛』、ビゼーの『カルメン』。ベスト30に入るフランス人作曲家はビゼーだけで、31位にオッフェンバック『ホフマン物語』が入る。1875年 [...]
彫刻家ジャン・アルプのメゾン=アトリエ 「Fondation Arp」(アルプ財団) 2016-09-23 パリから行ける街 0散策 Navigoで行くパリからの散策 メトロやバス、RER、トラムなどが乗り放題の定期 「forfait Navigo」。昨年から仕組みが変わり、一律料金(月額73€)でイル・ド・フランス圏内のゾーン1~5を自由に行き来できるように。普段はパリ市内の移動のためだけにNavigoを持 [...]
コルマールのウンターリンデン美術館へ。 2016-07-21 パリから行ける街 0散策 コルマールは、神聖ローマ帝国の自由都市だった、アルザスの古い町。世界中の観光客が目指すこの町の「宝石」は 、グリューネヴァルトの祭壇画で知られるウンターリンデン美術館だ。新装オープン以来、行った人たちの反応はみな「素晴らしい」。新しくなったウンターリンデンは評判通りで、ますます宝 [...]
Cité du vinを見に、ボルドーへ。 2016-06-23 パリから行ける街 0散策 ボルドー市にCité du Vin(ワイン文明ミュージアム)が6月1日にオープンした。世界のワイン文化を紹介する、有数のワイン生産地に相応しい街の新しいアイコンとして、今夏からフランスの観光スポットに仲間入りする。 2011年の国際建築コンペで選ばれたのは、アヌック・ルジャンド [...]
産科病院跡に生まれた“実験ヴィラージュ”へ。 2016-05-23 おすすめスポット 0日曜営業散策 Chers Grands Voisins… Vivons ensemble à Paris ! 閑静な、または少々閑散とした、14区のダンフェール・ロシュロー通り。しかし今、この通りにある、かつての産科病院サン・ヴァンサン・ド・ポールに、毎週末多くのパリジャンが足を運んでいる。理 [...]
ポンタヴェン派の美術館へ。 2016-04-19 パリから行ける街 0散策 ブルターニュの端にあるポンタヴェンは、風景の美しさと民俗衣装の残る土地柄で、19世紀末から20紀初めにかけて多くのアーティストを惹きつけた港町だ。一番のみどころは、1985年に開館したポンタヴェン美術館。手狭になったので3年かけて増築・改装し、3月26日に新装オープンした。旧美 [...]
ボルドー、奴隷貿易の歴史をたずねて。 2016-03-10 パリから行ける街 0散策 ワインの産地として知られる町ボルドーは、17世紀に始まった大西洋奴隷貿易の時代には、奴隷船の出航数においてナントに次ぐ第二の都市であった。その回数は1686年から1837年の間に480回にまで及び、12万から15万人の黒人奴隷がアフリカ大陸の故郷からカリブ海やインド洋諸島の植民地 [...]
シャルトルのピカシエットの家。 2015-10-01 パリから行ける街 0散策 皿の破片のモザイクで埋め尽くされた シャルトルのピカシエットの家。 シャルトル旧市街を南に抜けた住宅地の路地に、レイモン・イジドール(1900~64)が30年以上の歳月をかけて作り上げたアール・ブリュットの傑作「ピカシエットの家」がある。 25歳で結婚した彼が、奥さ [...]
Camp de César:カエサル陣営 2015-09-11 パリから行ける街 0散策 あまり知られていないが、フランスには「Camp de Césarカエサルの陣営」と呼ばれる場所が少なくとも10カ所点在している。ブルターニュ地方の3つを含めた大西洋沿いに5つ、サントル地方とリモージュ近郊に一つずつ、ピカルディー地方に一つ、南仏のガール県に一つ、フランシュ・コンテ [...]
ミステリアスな雰囲気の漂う、 イル・ド・フランスの「最も美しい村」。 2015-08-10 パリから行ける街 0散策 ラ・ロッシュ・ギヨン パリから北西へ70キロ、車で1時間20分、イル・ド・フランス地域圏で、唯一「最も美しい村」の呼称を持つラ・ロッシュ・ギヨンに到着だ。丘の上から顔をのぞかせるのは、12世紀の円柱のドンジョン(天守閣)。かつては北部から攻め入る敵を見張る要塞だった。13世紀以降 [...]