Pixal Parazit パリの壁を彩る絵描き。 2004-11-01 パリの出来事 0インタビュー 「森の中をさまよっている曲なんだ」。チャーミングな笑みをうかべてピクサルが差し出してくれたイヤホン。そこから流れるメロディーは、夜空を照らす月の光を浴びながらパリを歩くピクサルの姿にふさわしい。ピクサルが動くのは深夜。静まりかえった通りに伸びた彼の影。まるで一夜の夢のように、あ [...]
Jeremy Guedez テレビ司会者のアシスタント。 2004-08-01 パリの出来事 0インタビュー ジェレミーはテレビ司会者の助っ人。仕事柄、著名人らとリッツやブリストルなどシックな場所に出入りする昨今だが、彼自身は子どものころと何ら変わっていない。 彼にとってパリはバカンスを過ごす神話の町だった。夏になるとわびしい実家の町から、はやる心でパリの親戚の家に転がり込んでは夢の大 [...]
Marie-Pierre Macia パリで映画祭を組織運営する。 2004-07-01 舞台・映画 0インタビュー 昨年から始まった、パリ中の映画館を使って500本もの作品を一気に上映するメガロな映画祭〈PARIS CINEMA〉を組織運営する、マリー=ピエール・マシアさん。「この催しは、従来の映画祭とは発想が違って、興行・配給といった業界との連携プレーで夏場も映画館から客足が遠のかないよう [...]
Emmanuel Sammartino 花屋。メーキャップ・アーティスト。 2004-06-01 専門店 0インタビュー 「庭で咲いている花は、力強く、楚々とした生(き)の美しさを持つ。ここにあるのは、そんなホンモノの花…」 エマニュエル・サマルティーノさんは2年前、サンジェルマン・デプレに花屋をオープンした。ダークグレーの壁、黒い床、18平米の小さな店内で植物の芳香が融けあう。同じく花が好きなク [...]
Abbas Baktiari イラン文化センター主催者。46歳 2004-05-01 パリの出来事 0インタビュー アッバスさんは、サンマルタン運河沿いのイラン文化センター〈プーヤ〉(48bis quai de jemmapes 10e 01.4208.3847)の主催者。レッジフォード監督の “This is a place” や、ガトリフ監督の “Ven [...]
Nicolas M. 学生。20歳。 2004-04-01 パリの出来事 0インタビュー ニコラさんはブルターニュ出身の20歳。チーズ屋さんでアルバイトをしながらバイオリンを学んでいる。 地下鉄の広告は横暴だ。僕らには 彼は「自分たちの価値観を操作している」地下鉄の広告に納得がいかない。地下鉄構内の広告にペンで意見を書いたり、反広告運動が組織化されてからは2回、広告 [...]
「シャンソンの真髄は平和への祈り…」 2004-03-01 音楽 0インタビュー 長らくお役人の肩書きを持っていた加藤さん。仕事の後もピアノのレッスンを欠かさない彼が、やがて音楽の世界に身を投じるのは、自然ななりゆきだった。 昔からアズナブールの歌が大好きだったが、フランスとの密接な付き合いは約15年前から。自身が指揮をとる地元名古屋のライブハウス「エルム」 [...]
「ルーヴルは小さなオブジェが面白い」 2004-02-01 パリの日本人 0インタビュー 法定翻訳家の前野寿邦さんの事務所を訪れた。在仏34年、法定翻訳というカタイお仕事柄にも関わらず、ご本人は、とても気さくで、穏やかな笑顔で迎えてくれたのでひと安心。 法定翻訳の仕事とは、学校や役所に提出する正式な書類の翻訳だけかと思いきや、前野さんは、犯罪や事件にまきこまれた日本 [...]
10年来、フランスがホームグラウンド。 2003-12-01 アート 0インタビュー 佐藤利成さんはパリ在住のアーティスト。東京芸大の学生だった80年代、アートの領域まで外国のコピーが氾濫する風潮に疑問を持つ。まずは自分が生まれた日本がどんな背景を持っているかを知るのが先と、茶室特有の小さな出入り口「躙(にじ)り口」の制作に没頭する。何度も形を変え進化を遂げた作 [...]
思わず出た観客のひと言に「感激!」 2003-11-01 パリの出来事 0インタビュー 遠山景子さんは、パリにきて4年。ようやく自分のやりたかったことにたどり着いたところだ。 以前は書道教室などをしていたスペースを今年、和風サロン・ド・テとしてオープンさせた藤原さんと出会い、お互い意気投合。文化にしても、料理にしても肩ひじのはらないふだん着の日本を見てもらい、地元 [...]