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仏国鉄(SNCF)改革法案が賛成454、反対80、棄権29で国民議会で可決された。上院審議は5月。与党と共和党が賛成、左派諸党が反対。
主な内容は、SNCFを商工業的公施設法人から株式会社に転換し(株式は国が100%保有)、鉄道市場開放は地方列車とIntercitésは2019年から、TGVは20年から。法案には現国鉄職員の資格や労働条件の維持が規定されたが、同資格廃止の詳細は労組との協議を経て政令で規定される。
フィリップ首相は19日、資格廃止を2020年以降の新規採用からとする考えを示した。改革に反対する労組は運輸相との協議を中止した。