シモーヌ・ヴェイユ フランスに帰還して

「私たちは、恥ずべき犠牲者、(収容者番号を)入れ墨された動物でしかなかった。それを背負って生きなければならなかった」

 7月1日、パンテオンに埋葬されたシモーヌ・ヴェイユは、1944年3月にゲシュタポに逮捕され、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所に送還されるが、姉とともに生き延びて、1945年フランスに帰還する。その時のフランス人の徹底した無関心ぶりを『Une vie』(Le Livre de Poche)の中で語っている。