マルシェの生ガキと好きな物、ワインで乾杯!
La Renaissance des halles
土曜の昼ならマルシェの広場に面した1897年開店の老舗カフェ La Renaissance des halles がおすすめだ。朝から買い物袋を持った人たちでテラスもいっぱいのこの店では、土曜のみ、8hから13hまでお隣の屋内マルシェのカキが食べられる(12個とロワールの白ワイン3杯で20.50€)。
飲み物を注文すれば「好きなものをマルシェで買って、ここで食べればいいんだよ!」と元気いっぱいのご主人ティエリーさん。店の奥ではマルシェの食べ物を大テーブルで広げた15人ほどのグループが酒盛りをしていた!(六)
La Renaissance des halles :
1 rue des Halles 02100 Saint-Quentin
03.2367.0212
日月休。火〜金:8h-19h30。土:6h30-19h30。
飲食しない人はトイレは有料。50サンチーム。
心に平和になる公園に面した「シャンゼリゼ Les Champs Elysées」。
シャンゼリゼ。とはいえパリのあの大通りではなく、サン・カンタン市のシャンゼリゼ公園。町の中心からスー・プレフェクチュール通りの建物を見ながら坂を下ればつきあたる。
音楽のキオスクで子どもたちが遊び、犬の散歩やジョギングの人たちが行き交う。すてきな公園なのに混まないのも地方都市のいいところ。ナポレオンが城塞の一部を壊し、公園にするよう命じたのだそうだ。
その公園に面したレストラン「シャンゼリゼ」はアール・デコで、一見、敷居が高いのだが、入るとアットホーム。リヨン料理を中心にワインを楽しめる、バンジャマンさんとエミリーさんのお店。
前菜はパテ・アン・クルート、エスカルゴ、フランドル風卵(6〜16€)など。メインは牛と人参煮込み、マリネしたビーフステーキ、子牛の腎臓、日替わりの魚など(16〜23€)。グラスワイン5€から。
Les Champs Elysées :
68 Rue de Baudreuil 02100 Saint-Quentin
日月休、 火〜土:12h-15h
ディナーは金土のみ19h30-0h
Tél: 03.2362.7368
Chez Jean
アール・デコのファサードには、BAR DE LYON と書いてある。リヨン通りのリヨン・バー。サン・カンタン復興の際に「代母都市(ville marraine)」として支援をしてくれたリヨンの町への感謝の気持ちからこう名付けられている。今は「シェ・ジャン(ジャンの店)」煉瓦造りで立派な構えの郵便局の正面にある。
アントレは7.50€。メインは17.90€、デザート・チーズ7.50€。
Chez Jean :
4bis Rue de Lyon, 02100 Saint-Quentin
Tél : 06.8647.8455
日月休。火〜土12h14h。ディナーは水金土19h30-21h。
https://www.facebook.com/ChezJeanSaintquentin
市庁舎周辺のカフェで。
「Ficelle picarde」
クレープを焼いてにハムをのせ、マッシュルーム+エシャロットを炒めクリームを混ぜたものを置いて、包んだものに、チーズをかけて焼いたもの。カフェなどで食べられるが、前出のChez Jeanでも前菜に入っていた。
Le Golden Pub
市庁舎の裏の広場に面したパブは、この町で一番活気がある。朝から遅くまでいつも人がいっぱいだ。LGBTのソワレがあったり、カクテルもコンペティションに挑戦したりと頑張っている。パブなので、ステーキ、ピザ、バーガーなど。
「タイ風」ソースでマリネした牛肉を焼く(レア)で食べるTigre qui pleure(Larme du tigre)にしたら、付け合せが根菜だったのでバランスがとれた食事になった。
Bar Le Carillon
同じく市庁舎の裏側にあるカフェ。ここの生ビール Saint quatinoiseは、軽くホップがきいたIPAばりの地ビール。座っても3.50€だった。