【特集】国際フランス語センターの町、ヴィレール・コトレの英雄にちなんだ食事処へ。

N° 956 2024-01-04

16世紀の国王フランソワ一世よりもアレクサンドル・デュマの名と顔を町じゅうで見かけた。

Restaurant La Tulipe

　新しくできた「国際フランス語センター」とは対照的に、ヴィレール・コトレは人口が1万人ちょっとのこじんまりした町。だが「ラ・チューリップ」の店内は、やけに人が多くにぎわっていた。仏語センターから徒歩2分。北の町らしい牛の地ビール煮ほか、ビストロ定番料理からバーガー、ピザまである。

主菜13.90€〜。昼は前菜+主菜／主菜+デザートで24.9€。ワインは一杯 2.9€〜。聞けば店名「ラ・チューリップ La Tulipe」は、この町出身の文豪アレクサンドル・デュマの小説「黒いチューリップ」にちなんだもの。壁にも大きなデュマの肖像画がある。店は広めだが、ほぼ満席になるのと、レストランの数も多くないので少々早めの入店をおすすめします。

前菜はテリーヌ、主菜を牛のビール煮(carbonade de boeuf)にしたら、お腹がいっぱいで全部食べきれないくらい。

Chez Alexandre : 国際フランス語センター内のカフェ・レストラン

　フランス語センター内のカフェ Chez Alexandreも、前出ラ・チューリップと同じ経営者。
軽食、ルネサンスの城内のモダンな内装のカフェで、ちょっと優雅なパティスリー休憩ができる（フランス語センターの見学は、チケットが一回入場のみなので、見学を中断して休憩することができないのが残念）。
カフェは10h-18h。11h30-15hまで軽食可（タルトまたはサラダ+デザートで18.9€)。
1 pl. Aristide Briand 02600 Villers-Cotterêts
Tél:03.6492.4343
www.cite-langue-francaise.fr