6月1日、マリーヌ・ルペンを党首とするフランス極右政党「Front national 国民戦線」が改名し「Rassemblement National 国民連合」となった。約45000人の党員の53%が参加した党員投票で、賛成票80,81%で決まった。ルペン党首がリヨンでの党大会で発表した。
登壇したルペン党首は、イタリアで右翼政党レーガが入閣したことを讃え、「欧州の革命」を謳った。国民戦線は、1972年に、ジャン=マリ・ルペンが結成したが「45年来の党の歴史に終止符を打ち、輝かしい時代を切り開く」とした。
来年は欧州議会選挙が控えている。ルペン党首は、デュポン=エニャン党首率いる極右政党 Debout la Franceに、FRと合同の政党名簿で共闘することを提案。両党首は、昨年の大統領選でも共闘、ルペンは、自分が大統領になったら、彼を首相にする、と約束していた。