Piero TT|P・ガニェール、パリのイタリア料理店。

 イタリアの雑誌記者をしている友人と食事に行くと、庇にPieroTTと書かれていた。東京にも店を持つピーエル・ガニェールのこのイタリア料理店は、同シェフによる魚類のレストランGayaがあった場所に秋に開店(Gayaは近くのサン=シモン通りに移転)。メトロ Rue du Bac 駅の交差点からすぐ、バス通りに面した店は落ち着いた上品なビストロ風で、それほど肩肘張らなくてもよさそうだ。

同名の Pierro TT はクールシュヴェルのホテル Les Airelles 内にもあり、メニューの構成もほぼ同じ。この店ではシチリア出身でフィレンツェで修業した若いシェフ、イヴァン・フェラーラと、デザート担当のジュリー・ベリエが腕をふるう。

(左)子牛のトンナート(右)海鮮とオニオンのフライは、モスタルダのソースで。photo : Marco Strullu

前菜には、チーズ4種の盛り合わせや、イタリアならではの苦味ある数種の野菜サラダ、バローロのワインヴィネガーを作ったイカのカルパッチョ、タコのペストがけ、子牛のトンナート(写真:子牛のスライスを、アンチョビー、ツナ、マヨネーズ、ケッパーなどで作ったソースをかけて食べる冷製惣菜)揚げ物…などなど8種類ほどが揃う。

ホタテのカルパッチョ。白カブ、レモンペースト、ローマのブロッコリなどがのせられている。

CRUと書かかれているのは、文字通りラングスティーヌ、サーモン、ホタテ、スズキ、マグロ、イカなどを生で食べられる料理。スズキは、刺身のようにカットされた歯ごたえのある身に塩がきき、イタリアのアーティチョークとハーブを使った食前酒・チナール酒 Cynar がほんのりと香る。ほかにも、前菜からデザートまで、Mostarda di Cremona, Cynar, Campari など、イタリアの甘くほろ苦い調味料や酒を使った料理がたのしめる。

この日の魚類のメインはスズキと赤エビだった(肉類も2種類)。赤エビのソテー、そのフライパンをチナールでデグラセしたソース(個人的にトマトソースはなくても十分おいしいと思うのだけれど)。パスタは基本的なローマのペコリーノと黒胡椒、トマトとバジリコ、魚介などと7種類。

他にも食べたいけれど一回ではそんなに試せないから、また来るしかなさそうだ。でも、帰る前に、しめくくりにデザートBurrata campari。マロングラッセの破片が入った栗のクリームがアイスクリームとからまり、かつほんのりビターで、こちらがとろけてしまった。

若いスタッフに囲まれるピエール・ガニェールさん(左から2人目)。左から接客責任者ジャンルーカ・モダフェリさん、デザート担当ジュリー・ベリエさん、ソムリエのミケーレ・レラさん、当店料理長のイヴァン・フェラーラさん。

前菜とcrudo:15〜19€
パスタとリゾット:22〜28€
魚と肉:30〜34€
デザート:8〜13€

※ 2019年4月28日〜 5月9日までは特別休業


Pierro TT

Adresse : 44 rue du Bac , 75007 Paris , France
TEL : 01.4320.0040
アクセス : Rue du Bac
URL : www.pierregagnaire.com/restaurants/piero-paris
日月休

 

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