Ovni | Numéro 717

ティム・バートン回顧展

 ディズニーの元アニメーターならではの画面構築で短編処女作『トロン』、初長編作『ピーウィーの大冒険』でデビュー。巧みなキャラクター作りで、ゴシック、ホラー、ファンタジー映画を1、2年毎に製作・監督。ジョニー・デップ主演作 […]

復活祭バカンスはスポーツで

 4月16日〜27日14h-17h、3区区役所前広場(2 rue Eugène-Spuller)でフェンシングやバスケットボール、スケートボード、卓球などができる(6歳以上)。

トロカデロの〈La Nuit verte〉

 秋の〈La Nuit blanche〉(10月第1土曜)にならい4月13日、金曜の夜(19h-2h)、トロカデロの庭園で〈緑の夜〉を開催。家畜や農産物・地方物が勢揃い、様々な催し物がくり広げられる。

にしん・いろいろ

filets de harengs doux fumés ●filets de harengs doux fumés  スーパーなどで袋詰めになって売られているニシンのおろし身は「filets […]

ジョルジュ・サンドの食卓から 3

 サンドの初期の名作『モープラ』(1837年)の舞台は、18世紀のフランス革命前夜。全編を通してこの時代の思想家ルソーの哲学が流れている。サンドは、祖父母の影響もあって子供の頃からルソーの熱心な読者であり、ルソーの「精神 […]

〈Festival Hautes Tensions〉

 4月11〜22日午後、ストリートアートやサーカス、ヒップホップなど「ハイテンション」の演技がラ・ヴィレット公園でくり広げられる。

Abcd de la cuisine -19

●dresser  「dresser」は「真っ直ぐに立てる、調教する」といった意味の動詞だが、料理用語では「dresser dans une assiette」なら皿に盛りつけること。また「dresser la […]

ヌーヴェル・ダンスの旗手、ガロッタの伝説的作品「ダフニスとクロエ」

フクシマの王子さま

芸術新聞社刊。1600円+税  今回はたまに日本の本です。表紙のイラスト(荒井良二です!)が『星の王子さま』のパロディなんだから、許してもらいたい。著者、椎根和は、2010年12月に男の子を産んだという想定の母親に成りか […]

La Sainte Anne, l’ultime chef-d’œuvre de Léonard de Vinci

© 2007 Musée du louvre / Angèle Dequier(修復前)  修復が終わって色彩がよみがえったレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)未完の名作『 […]

フランスにも脱原発を 願う仲間がいる。

日本への連帯の意味もあった3月11日の「人間の鎖」デ  東日本大震災から一年となる3月11日。原発施設が密集するリヨンからアヴィニョン間の235キロを、人々が手をつなぎ「人間の鎖」となることで脱原発を訴えるデモが行われた […]

Berthe Morisot (1841-95)

 印象派の女性画家ベルト・モリゾの回顧展。油彩、水彩、パステル、デッサンなど、軽やかで繊細な作品150点。 7/1迄(月休)。 Musée Marmottan : 2 rue Louis-Boilly 16 […]

野蛮の発明。 “L’Invention du Sauvage”

 自分と異なる者への差別について、見る人に多くの疑問を投げかける力のこもった展覧会である。元サッカー選手で、自らの名を冠した財団を作って差別をなくす運動を行っているリリアン・テュラム、長年「人間動物園」と植民地主義を研究 […]

恋の代償は高くつく。元刑務所所長の恋愛劇。

 2009年末、フロラン・ゴンサルヴェスはヴェルサイユ女子刑務所の所長だった。所長としては異例の39歳の若さだったが、刑務所内の規律に気を配りながらも服役者へのヒューマンな対応で評判がよかった。クラシック音楽を愛し、古い […]

脱帽!〈シャポー・ムロン〉

アニーさんのサイトでセレクトグッズも買える。 www.chapeaumelon-paris.com  「レ・ゴブラン」は13区の南、四方を大通りに区切られたブロック、パリで最も古い道のひとつで古代ローマ時代より […]

日替りパンが多種

 アニーさんは毎週火曜と土曜にこのパン屋に通う。ここでは日替りパンが多種売られていて、彼女のお気に入りは、ナッツやドライフルーツがギッシリ入っている〈Pavé Sportif〉 。その他のイチジクやコーンの […]

100年前から存在する小さなカフェ

 100年前から存在する小さなカフェはムフタール街の顔である。狭い間口に細長い奥行きの店。常連が多く年齢層の幅は広い。アニーさんは買物の合間にここでコーヒータイムをとるのが日常。家庭的料理のランチ、ディナーも人気です。

1911年創業の映画館。

 映画ビジネス界からは一線を引くインディペンデントや短編映画やフェスティバルなど、大衆を狙わずも頑固なセレクションがアニーさんのお気に入り。数回の閉鎖危機を乗り越えたのは熱烈ファンのおかげ。レトロなホールも素敵。 www […]

ニシンの油漬けが上手になったので、ご紹介。

 パリはだんだん金持ちの町になって、庶民が通うことができる定食屋がだんだん少なくなってきたのが残念だが、その定食屋の前菜の定番の一つがニシンの油漬け。だんだん上手になってきたので、そのコツを紹介したい。めざすのは、適度の […]

完ぺきなお手軽ランチと、夜はタパスで乾杯。

Bavette, Purée d’épinard et Pied bleu mariné  大通りに平行するアムロ通りに交わる小道にあるせいか、少々分かりにくいが、逆 […]

デルピーは立派な監督に成長。 “2 days in New York”

 ジュリー・デルピー監督の新作『2 days in New York』は、同監督2007年の『パリ、恋人たちの2日間  2 days in Paris』へのお返し編。前作はNYに住むパリ娘(デルピー)と恋人のニ […]

フランス外人部隊で軍務に就く日本人のノンフィクション「外人部隊の日本兵」

 数々の伝説に彩られたフランス外人部隊。現在の総勢は7700人、世界130カ国から集まる兵士たちの中に35人の日本人がいる。なかなか知ることの難しい外人部隊に、フランス各地の駐屯地から、南米ギアナのジャングルまで、4カ月 […]

フランス近代の、親しみやすいフルート名曲集 竹山愛「プレイズ・パリ」

 「特に影響を受けたのは、フランスのフルーティスト、フェルナン・デュフレールさんです」と語る竹山愛は、国内外の数々のコンクールを制覇し、昨年末にこのデビューCDをリリースした、日本フルート界の新たな才能。このCDではエネ […]

フリーマーケット

4/7 : Bd de Ménilmontant 20e 4/8 : Bd St Martin 10e     

Matisse, Paires et séries

 構図、素材、色彩などを変えながら、自分が求める表現を得るために同じモチーフを繰り返し繰り返し描いたマチス(1869-1954)の1899年から1952年までの作品。その試行錯誤は大胆で自由。 6/18迄(火休)。 ポン […]

オペラ街にある大人のための本格カクテルバー。

 今夜は20年来の付き合いになる友人と飲む。遅れるわけにはいかないと思いつつ、いつものように遅れて到着。待ち合わせは、100年を越える歴史を持つ本格カクテルバーで。ヘミングウェイやリタ・ヘイワース、ココ・シャネルなど多く […]

水道料金は15年間で57%値上がり

 3月12日から17日にかけてマルセイユ市で第6回世界水フォーラムが開かれた。気候不順による水害や水不足、農薬や工業廃水による水汚染など、フランスでも水問題への関心が高まっている。水道料金は15年間で57%値上がりしてい […]

元海外県アルジェリア独立50周年

 1962年3月19日エヴィアン協定で終結したアルジェリア独立戦争。両国で今も傷痕を抱える市民が多い。元被支配者アルジェリア人、元解放戦線FLN派、元アルジェリア海外県入植者ピエ・ノワール(独立に反対した仏右翼組織OAS […]

「右派弾圧に正面きって取り組んだ初の映画でしょう」

●ワン・ビン監督インタビュー  まずはパリで、中国の鬼才ワン・ビン監督の2作品が鑑賞できる喜びをかみしめたい。辺地へ強制労働にかり出された男たちの極限生活を描く『Le Fossé(無言歌)』と、右派分子の嫌 […]

Helmut Newton (1920-2004)

YSL, French Vogue, Rue Aubriot, Paris 1975 © Helmut Newton Estate  60年代からファッション写真家としてフランスの『ヴォーグ』誌などで活躍したヘ […]

Degas et le nu

 正確な描写力をベースに様々な表現方法を実験していたドガ(1834-1917)の作品。<ヌード>をテーマに集めた油彩、パステル、彫刻、モノタイプなど。 7/1迄(月休)。 オルセー美術館

Artemisia (1593-1654)

 17世紀イタリアに力強く生きた女性画家アルテミジアの作品約50点。写真の『ホロフェルネスの首を斬るユーディット』は、レイプされた経験を持つアルテミジアの男性社会に対する心理が表現されているという。フランスでは初の回顧展 […]

むっちり食感手延べ麺と 野菜が美味しい温州料理。

 美味しい温州料理といえばベルヴィルかアールゼメチエ界隈。ところが実はアールゼメチエのちょっと先、ポンピドゥー寄りにもいい店があることを食いしん坊は知っている。その名のとおり、看板料理は手延べ麺。通りからはガラス越しに生 […]

大統領選戦の渦の中で。

サルコジ候補  オランド社会党候補は、当選したら年収100万ユーロ以上の場合、その超過分に75%の所得税を課すという。07年就任以来「金持ちの大統領」ととられてきたサルコジ候補は、ジョニー・アリデー(すでにスイスに移住) […]

「エネルギー貧困者」が1年で70%増

 電力・ガス会社と消費者の係争の調停にあたる「エネルギー調停者」が3月20日に公表した報告書によると、電気・ガス料金が払えない家庭が急増している。2010年は全調停申請7066件に対して10%の約700件が料金を支払えな […]

ブライアン・ブライド

  ジョシュア・レッドマンのバンドでよく弾むドラムスをたたいていたブライアン・ブレイド。2009年にギターを弾きながらブルースを歌ったアルバム『ママ・ローザ』を出してボクらを驚かせた。今回の公演もその流れ。共演 […]

Debussy, la musique et les arts

 作曲家ドビュッシー(1862-1918)の生誕150年を記念する展覧会。同時代の詩人や芸術家から影響を受けながら音の色彩を追求したドビュッシーの音楽と響き合う芸術作品と資料。 6/11迄(火休)。 オランジュリー美術館 […]

OVNI 717

OVNI 717 : 01/04/2012 ダウンロード

パリの通りに新命名、 「サルコジ袋小路」

 パリのカルチェラタンを歩いていたら、本来の通り名プレートの上に「IMPASSE SARKOZY, ancien président de la République 2007-2012(サル […]

トゥールーズ事件犯人の兄、勾留される

 3月21日、トゥールーズ事件の犯人モハメッド・メラの母親、兄とその妻が逮捕された。兄アブデルカデール・メラ容疑者(29)は弟が犯行に使ったバイクを盗む手助けをしたとして、テロ行為ほう助の疑いで25日取り調べを受け、勾留 […]

憲法評議会、生体認証データベース却下

 憲法評議会は3月22日、IC身分証明書に伴って創設される予定の生体認証データベースを「プライバシーの侵害」のため違憲とする判断を下した。同データベースの創設を規定した法案が6日に成立したことを受けて、社会党が憲法評議会 […]

ベタンクール疑惑で元執事、勾留される

 ボルドー検察局は3月23日、リリアーヌ・ベタンクールさんの健康状態に乗じて財産を横領した疑いで取り調べを受けていた元執事のパトリス・ドメストル容疑者を勾留したと明らかにした。同容疑者が経営するユージェニア社宛にリリアー […]

シャンソニエの老舗で

 〈リモネール〉は、シャンソニエの老舗で、50年代後半から60年代半ばの左岸の代表的キャバレー〈レクリューズ〉の雰囲気を今なお受け継ぐ。今月のプログラムで最も興味深いのがベルナール・ジョワイエだ。彼は、今日のシ […]

【演劇】完成度の高い舞台

  貴族の称号を持つことにあこがれる成金商人ジョルダン氏は、舞踏や音楽、哲学や剣術などを習い、貴族らしさを身につけるのに必死である。おまけに「親友」だとおだてられて本物の貴族のドラント氏にたくさんのお金を都合し、知らない […]

トゥールーズなどの射殺事件、犯人死亡

「国家的悲劇」と題した 〈20 minutes〉紙。  3月11日、南西部トゥールーズで近くの落下傘支援部隊の下士官(30)がバイクを売るために同市内の約束の場所に来たところを射殺された。続いて15日にはモントーバンの工 […]

大統領選候補、10人決まる

 大統領選挙の候補者10人は3月16日18時までに500以上の推薦署名を憲法評議会に提出した。10人は、ナタリー・アルト氏(「労働者の闘い」党)、フランソワ・バイルー氏(MoDem)、ジャック・シュミナード氏(連帯進歩党 […]

高速道路で3姉妹がひかれて死亡

 3月16日夜、サンポール=トロワ・シャトー(ドローム県)近くの高速道路A7で3人の少女が車にはねられて死亡した。3人はマルセイユに住む12歳、13歳、19歳の3姉妹。警察の捜査では、3人は16日朝に家出した後、帰宅する […]

クルト・マズア

 クラシックでは,今年84歳のクルト・マズアが指揮するフランス国立管弦楽団の演奏によるショスタコーヴィチの交響曲第1番とチャイコフスキーの第6番『悲愴』。26日20h。28€。 Thé&acir […]