La semaine Molière:Molière et l’improvisation : Enquête théâtrale
コメディー・フランセーズの近くに聳え立つモリエール像に目を止めたことのある人は数多いに違いない。今年2022年はそのモリエールの生誕400年。さまざまなイべントが準備されている。
オヴニー『モリエール生誕四〇〇年』特集号は、こちらからご覧ください。
その一つがパリ6区にあるネル劇場(Théâtre de Nesle)が企画した「モリエール週間」。今月10日から13日まで毎日21時に、「モリエールと即興 : 劇中の調査 Molière et l’improvisation : Enquête théâtrale」 が上演される。
劇団の座長として演出、出演、そして巡業する間にもルイ14世からひっきりなしに新しい劇の依頼を受け取るモリエールは、机に向かって執筆するのではなく、かなり即興でストーリーや演出を考えていたに違いない、というコンセプトを元に、モリエールと即興の関係を探っていく。
さらに10日から15日まではモリエールの9作品『病は気から』『いやいやながら医者にされ』『ドン・ジュアン』『女房学校』『タルチュフ』『スカパンの悪巧み』『守銭奴』『人間嫌い』の朗読会が開かれ(それぞれの時間はサイトにてご確認を)、14日と15日の20時からは役者西田あきひろさんが日本人の視点からモリエールの『守銭奴』の一部を披露する予定だ。(海)
Théâtre de Nesle
Adresse : 8 rue de Nesle, 75006 Paris , FranceTEL : 01.4634.6104.
アクセス : Odéon / Pont-Neuf
URL : http://www.theatredenesle.com/e/c/la-semaine-moliere/
15€ / 20€