フランス政府は、11月5日から、独立系書店の本の発送代を負担すると発表した。書店の負担は0.01€のみとなる。また、郵便局は、同じ町なら注文の翌日か、翌々日に届くようにし、その際の郵送料を5キロ未満なら通常時なら4.50€のところを2€で請け負うことを発表した。
再度のロックダウンで、書店は、本が「必需品」とみなされないために閉店を強いられている。注文の品を引き渡したり、発送することはできるものの、Fnac、Gibertなどの大型チェーン書店や、アマゾンとの競争に太刀打ちできないとして、クリスマスを2カ月後に控えたこの時期の閉店に抗議する声は、ロックダウン発表時から上がっていた。