Dorignac, Corps & Âmes ドリニャック、魂と体。

Femme nue accroupie, 1914
© Ville de Grenoble/Musée de Grenoble – J.L. Lacroix

こんな画家がいたとは…内覧会でジョルジュ・ドリニャック(1879-1925)展を見た記者たちは皆そう驚いたという。生前、パリ美術界では知られていたが、一般には無名で、死後忘れ去られた。モンマルトル美術館はその全貌を蘇らせ、正当な評価を問うている。

「黒の巨匠」と呼びたいほど、深みのある黒の表現が凄い。木炭や鉛筆を使って、これでもかというほど顔や体を塗りつぶす。白いのは、光の当たるほんの少しの部分だけ。サンギーヌと呼ばれる赤いチョークを使ったデッサンは、それほど塗りつぶさず、より軽い。

モデルのポーズにはロダンの影響が見られる。人体デッサンと並行して、世界中の宗教のシンボルを集めた曼荼羅画や宗教画を描いた。人体デッサンとは全くスタイルが違うので面食らうが、この画家の多様な才能がわかる。会期中、サクレクール大聖堂の聖フランチェスコ礼拝堂で、磔(はりつけ)のキリストを描いた油彩を展示。(羽)9月8日まで。


Musée de Montmartre Jardins Renoir

Adresse : 12 rue Cortot 18e, 75018 Paris , France
TEL : +33 (0) 1 49 25 89 39
URL : museedemontmartre.fr
毎日10-19h、 12/9/6€。

 

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